リンドウは、秋を象徴する花として、敬老の日にも贈り物として愛される花です。リンドウの花を見ていると、穏やかな気持ちになれますが、そんなリンドウには、色違いの花言葉もあります。

そこで、リンドウの花言葉を中心に紹介します。

 

リンドウの色違いの花言葉と意味は?

リンドウ 色 花言葉 意味

リンドウの色違いを別にして、リンドウそのものの花言葉には、

・正義感

・勝利

・愛情

・高貴

・誠実

と、正統派を象徴するような意味や気品や尊さを表す花言葉が中心です。

古代エジプト時代に、薬として効能があることが知られていたリンドウだけに、歴史も古く花言葉の意味にも、そんな歴史を経てきたプライドを感じさせるような言葉が並びます。そして、リンドウは、色によっても花言葉の意味が分かれています。

 

・白色のリンドウの花言葉:<貞節>・<適格>

・紫色のリンドウの花言葉:<満ちた自身>・<正義>

 

リンドウの花は、お見舞いのお花にも使われますが、薬としての効能もあることから、「病気に打ち勝つ」という意味や、上に向いて咲くリンドウの姿かあら「勝利を確信している」といった意味合いも持つようになったようです。

その反面、病気見舞いなどでリンドウを鉢植えで贈るのは避けた方がよさそうです。根が付いた鉢植えは「根付く=寝付く」という言葉にもなることから縁起が悪いと敬遠されます。また、リンドウには、気品の中に強さを感じさせる花言葉が中心ですが、精神的に怖いと思わせるような意味合いの花言葉もあります。

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リンドウの花言葉は怖い!?

リンドウの花言葉は、どれも正統派で気品を感じさせますが、その反面、

・悲しんでいる時のあなたが好き・・

・寂しい愛情・・

など、精神的にネガティブな感情をイメージさせてしまうような花言葉もあります。誰かに対して、強い思い入れを表すように読めることから「怖い」と思われる方もいるようです。

リンドウは、野山に広く自生する花ですが、群生という形ではなく1本1本で花を咲かせていきます。その姿は、孤独をイメージさせてしまう姿と重ねてしまうことから、もの悲しい中にも芯の強い意味合いにもとれることから、怖い印象につながるのかもしれません。

そして、リンドウは、生薬としては強い苦みがあり、その苦さが竜の胆のようだということから「竜胆(りんどう)」と書かれるようになったということなので、竜の生態もこの怖い花言葉に関係しているといわれているようです。

 

まとめ

群生することなく、孤独ながらも1本で力強く咲くリンドウ。このリンドウの特徴を見ると、花言葉の意味もわかるような気がしますよね。