植物に虫は付き物です。それは植物自体が繁殖のために虫を利用するためです。中には虫を頼らない植物もいますが、大抵は受粉のために虫を利用します。

ですから植物と虫は切っても切れない縁なのですが、シクラメンは虫を利用しませんが、大昔から植物のあるところに虫が居て当たり前なのですが、せっかく大事育てているシクラメンを虫に食べさせるわけには行きませんよね。

今回はシクラメンにどんな害虫が付くのか調べてみました。

シクラメンに付く虫の対策

シクラメン 虫 対策

シクラメンに付く害虫は、アザミウマ、アブラムシ、エカキムシ、カタツムリ、カメムシ、コナジラミ、ナメクジ、ネキリムシ、ハダニ、ハマキムシ、ヨトウムシ等がいます。

アブラムシ(モモアカアブラムシ、ワタアブラムシ)モモアカアブラムシは低温にも強く1年中発生します。アブラムシは葉の裏や蕾、花柄、枝柄などに寄生をして植物の汁を吸います。

対策としては風通しをよくして、肥料成分の窒素成分が多くならないようにします。見つけたらすぐに駆除しましょう。

アザミウマは汁液を吸う虫で初夏から初秋の間に発生します。アザミウマに汁液を座れると蕾が萎縮したり花が奇形になったりします。対策としては鉢の土にオルトラン剤をまいておきます。

ハダニ、シクラメンホコリダニ、アカダニのダニ類は体長が0から2mmと凄く小さく見つけにくいので日頃から予防しておく必要があります。ダニコール1000等の薬剤を一週間おきに散布します。

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ハマキムシはその名の通り葉を巻いてその中で幼虫を育ててしまう虫です。時期は4月から11月にかけて表れます。

対策としては、巻いてる葉をみたら駆除します。ベニカS乳剤やスミチオン乳剤、オルトラン水和剤等を7月から8月に散布します。

ヨトウムシ、新芽や新葉、蕾を食べてしまう虫です。9月から11月に発生します。対策としては、8月頃にスミチオン乳剤、ベニカS乳剤を散布しておきます。

ナメクジ、カタツムリ、夜間に新芽や新葉を食べてしまう。対策としては、見つけ次第駆除、鉢の周りにナメクジ駆除剤等をおいて近寄らせない。

まとめ

シクラメンに付く害虫はことの他多いようですが、開花して丈夫に育っている物はその間は害虫はつかないようです。むしろシクラメンは開花が終わってからと花が咲くまでの間に虫に狙われやすいようです。

花が終わったら油断せずに害虫対策を施しておきましょう。そして大事に育てて来年も綺麗な花を咲かさせてあげてくださいね。