バラに発生する定番の害虫と言えばまず思いつくのがアブラムシではないでしょうか?アブラムシはバラの葉っぱの裏側にくっついて養分を吸い取ります。バラの葉っぱの裏側や蕾などを見てみると小さな緑の虫がいっぱいついていることがあります。

新芽や蕾などにいつの間にか発生し、アブラムシの被害に遭った葉っぱはしおれてしまいます。今回は、バラに発生したアブラムシの駆除の方法と、予防方法をご紹介します。

 

バラについたアブラムシの駆除の方法

バラ アブラムシ 駆除

アブラムシは4~11月ごろ、春から秋にかけて発生するのでバラのシーズン中は要注意なのです。もし、バラにアブラムシが発生した場合は、すぐに取り除きましょう。

バラについたアブラムシの駆除方法は、筆やハケや歯ブラシで払うか、ビニール手袋をはめた指でつぶしてしまうか、ご家庭にあるテープをペタペタとくっつけて取り除きましょう。水で薄めた牛乳や石鹸水を散布する方法もあります。この場合はしっかり洗い流してください。

また、薬剤での駆除方法もあります。発生初期であればアブラムシが少なければアタックワンALやベニカファインスプレーなどのスプレータイプの薬剤が便利です。数が多ければ、オルトランを使用しましょう。

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アブラムシがバラにつかないための対策方法とは?

アブラムシがバラにつくことで、キュウリモザイクウイルスやカブモザイクウイルスなどのウイルス性の病気がうつったり、アブラムシのフンが、すす病の原因になることもあります。そのため発生する前にしっかりと予防を多なうことが大切です。

さっそくですがアブラムシがバラにつかないための対策方法をご紹介します!アブラムシが発生する少し前の3月初めあたりから、オルトランやオルトランDXなどの薬剤を月に一回散布します。同じ薬品だけを使うのではなく、スミチオン乳剤などの違う薬剤と交互に使用したほうが効果的です。

薬剤を散布する日は風の強い日以外、時間帯については、気温が高い時間帯を避けて行いましょう。また、株をすっきりとさせて風通しをよくしておくいいです。

 

まとめ

アブラムシは繁殖力が高い害虫です。一度発生したアブラムシをそのまま放置しておくと大量発生し、バラにも悪影響を与えます。そうなる前にアブラムシを発見した場合は直ぐに処理しましょう。

また、薬剤を使った予防も効果的なのでおすすめです。また、水やりの時などこまめに葉っぱの裏側を観察するようにしましょう。