ラベンダーを育てる際に、害虫の悩みの一つであるアブラムシ。

アブラムシがラベンダーに付いていたとしても、すぐにラベンダーが枯れてしまうという事ではありませんが、アブラムシから守る育て方やアブラムシの駆除方法を知っておくと安心ですよね。

ラベンダー 育て方 アブラムシ

【ラベンダーをアブラムシから守る育て方は?】

せっかく上手に育てたラベンダーにアブラムシが付いているのを発見したら、思わずすぐなんとかしなければ!と思いがちですが、アブラムシは気が付いたらいなくなっていたり、天敵の虫などが現れるといなくなったりするため、まずは焦らずアブラムシの特徴をよく知り対策を行いましょう。

アブラムシは春から初夏にかけて発生しがちですが、秋頃の天敵がいなくなった後から発生する事もあります。

また、やわらかい葉を好むため、しっかりと生長した葉よりも生長期のやわらかい葉に発生しやすい特徴があります。

雨風が当たりにくい葉の裏側を好み、寒い時期などには葉の付け根部分や葉と葉が合わさった場所などにいますので、その辺りを毎日チェックしておくと良いでしょう。

ではアブラムシから守るために注意することは何でしょうか?

まず天敵の虫等が入ってこない室内などにラベンダーを置いておくとアブラムシが発生しやすくなりますので注意が必要です。

また、水のやりすぎはラベンダー自体を弱らせてしまうだけではなく、葉を柔らかくさせてしまい、アブラムシが好む環境を作ってしまうので気を付けましょう。

【ラベンダーに付いたアブラムシを駆除する方法は?】

アブラムシの被害が大きい場合には、駆除する必要があります。

ラベンダーを地植えしている場合に、雨風などに飛ばされたり天敵が来ていなくなったりする可能性もありますが、アブラムシを駆除する方法をいくつかご紹介します。

一つ目はアブラムシが多く発生している葉を剪定してしまう事です。

 二つ目は、水をかけながらブラシなどを使って流しながら落としていく方法です。

葉を一つ一つブラシで落としていくのは少し大変ですが、アブラムシが集中している場所にこの方法を行うのは効果的だと思います

次は牛乳をスプレーする方法です。

アブラムシは牛乳の成分が苦手なため、アブラムシのいる葉に牛乳スプレーをかけると効果があります。

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ただし、牛乳スプレーをしたままにしておくと土が腐る原因にもなりますので、スプレーして葉が乾いた後に水で洗い流しましょう。

最後は、天敵の虫をラベンダーに放すという方法です。

アブラムシの天敵であるテントウムシの幼虫を捕まえて、思い切ってラベンダーに放せばアブラムシは少なくなります。

まとめ

今回は育てているラベンダーをアブラムシから守る方法や駆除する方法についてまとめました。

駆除する方法については簡単にできる方法から大胆な方法もありましたが、ぜひ参考にして頂きラベンダーをアブラムシから守って下さいね。