真夏に美しい花を咲かせてくれたカンナは、花期が終わったら球根を土から掘り上げて保存しておくことができます。球根の保存は、冬の間の保存と夏の間の保存では違いがありますが、カンナの場合、冬の間の保存になります。

そこで、カンナの球根の保存に適しているおすすめの保存法について詳しくご紹介します。

 

カンナの球根のおすすめの保存方法と保存の注意点とは?

カンナ 球根 保存

カンナは、春に植えて6月から10月に花を咲かせて、それ以降は少しずつ花が枯れ始めていきます。カンナの花は次から次へと花を咲かせますが、枯れた花を見つけたら茎の部分から切り取っておきましょう。そうしないと、十分な栄養が球根まで行き渡らなくなります。

カンナの球根は、掘り上げる保存方法がありますが、暖かい地域に住んでいる場合で、来年もカンナを楽しむなら、そのまま植えっぱなしにしても大丈夫です。カンナを保存する方法で注意したいのは、乾燥させることです。カンナは、乾燥には弱い性質があるので保存方法も乾燥に注意します。

まず、カンナンの保存方法では、ピートモスとビニール袋、それと段ボール箱を用意します。まず、段ボールに、カンナの球根を入れるビニール袋を入れます。その中にピートモスを入れます。このピートモスを入れる時に、霧吹きで軽くピートモスを湿らせておいてください。そして、土を軽くはらったカンナの球根を入れます。これで保存は完了ですが、ビニール袋の中でカビが発生しないように、保存した後は、1ヶ月ごとに袋を開けて通気を良くさせることを忘れないようにしてください。

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この方法は、とても簡単でおすすめです。また、他の方法として、カンナの球根を庭に植えたままの状態で保存する方法もあります。こちらも難しくなく簡単な方法です。その保存方法は、カンナの球根が埋まっている場所に、落ち葉や土、もみ殻などを使って盛り土します。高さは30cm~40cmほどまで載せてください。その盛り土の上をビニールで覆ってしまいます。

ただし、注意点があります。植えっぱなしで保存する場合、土の水分が多くなってしまうと、保存した球根が凍ってしまいそのまま傷んで枯れてしまうケースがあります。不安な方は、球根を掘り上げて保存した方がおすすめです。球根は、掘り上げて保存しても、そのまめ地植えで保存しても、凍らせないように注意して保存させます。

 

まとめ

最近のカンナの品種は、耐寒性がある品種も多いです。室温が5℃以下になったら家の中にいれて、球根を掘り上げて保存しましょう。では、カンナの球根の保存方法のポイントをまとめておきます。

・段ボールにカンナの球根を入れたビニール袋を入れ、霧吹きで軽く湿らせたピートモスを入れて保管

・カビが発生しないように、1ヶ月ごとに袋を開けて通気を良くさせる

・庭に植えたままの状態で保存する場合、球根の土の上に落ち葉や土、もみ殻などを、30cm~40cmの高さで盛り土して、ビニールで覆う

・土の水分が多いと保存した球根が凍って枯れることもあるので注意する

球根を上手に保存出来たら、分球して増やすのもいいですよ。ただ、分球する時には、芽の位置に注意して切り分けてくださいね。