種カンナは、暑さに強く日差しが強い中でいい色の花を咲かせてくれるガーデニングでも人気の花です。育て方もそれほど難しいことはなく、種から育てていくと愛情が沸いて元気な花を咲かせてくれるとうれしいですよ。

そこで、カンナの種の販売価格相場と、どの時期に種を買うのがおすすめなのかについてご紹介します。

 

カンナの種の販売価格相場は?種を買う時期はいつがおすすめ?

カンナ 種 販売

カンナの原産地は、アジア、アフリカ、南米の熱帯の地域でその原種は50種類ぐらいあるといわれています。その中の数種類で交配をして今のカンナが作られました。カンナの花の売りは、何といっても、赤や黄色、ピンクや橙色などの原色が魅力で、白色や二色咲きのカンナもあり、多様で色彩が楽しめるのもカンナの魅力です。

カンナを種から植えるのに適している時期は、4月から5月頃なので、カンナの種は、春の時期に買うのがおすすめです。ただし、もともと熱帯原産のカンナなので、早く植えたとしても、地温が低い間は発芽しません。目安としては、4月中旬ごろからの植え付けが適しています。

購入してきた種は、種まき用の土をいれた100均のポットに2個から3個程度まきます。もしくは、地植えしてもかまいません。どちらにしても、日当たりが悪いと当然花立ちも悪くなるので、日がよく当たる場所を選ぶようにしましょう。

スポンサードリンク

カンナの種は、気温などにもよりますが順調にいけば、10日を過ぎたころに発芽が顔を出します。6月にはいったらポット苗を鉢植えに移し替えてあげます。鉢植えは、30~36cmの鉢植えを用意します。使う用土は、空気の流れが良くなるように、腐葉土3割ぐらいの培養土が適しています。芽が出たら日当たりのいい場所で管理することと、水やりはたっぷり行うことが大切です。こうすることで根張りが良くなります。

5月頃に植えた種は、7月にもなるとかなり大きな葉を成長させますよ。ここまできたら、水やりといっしょに1000倍くらいに薄めた木酢液を時々与えます。うまくいけば、7月下旬に近づく頃には、カンナの花芽が確認できます。花芽が確認できたら、数日もすればカンナの花が見事に咲いてくれるはずです。

開花した花を長くもたせるには、生育中に肥効が長続きする肥料を与えて育てていくようにします。カンナは、本来強い植物なので、病害虫が発生することはほとんどありませんが、まれに蛾の幼虫によって食害されることもあります。気温が高い日が続いたら、朝にカンナをよく観察して蛾の幼虫を見つけたらすぐに駆除しましょう。

 

まとめ

購入したカンナの種はすべて植えてしまうのがいいですが、種が余ったら湿気に気をつけて冷蔵庫で保管すると来年に植えることもできます。では、カンナの種についてのポイントをまとめました。

・カンナの種は、春の時期に買うのがおすすめ

・早く植えたとしても、地温が低い間は発芽しない

・4月中旬ごろからの植え付けが適している

・使う用土は、腐葉土3割ぐらいの培養土が適している

・芽が出たら日当たりのいい場所で管理し水やりはたっぷり行う

カンナは、花を次々と咲かせていくので、開花時期はお庭も華やかになりますよ。来年はもっともっとたくさんの花を咲かせてみましょう。