球根から芽を出し花を咲かせる植物はいっぱいあります。理科の実験で使われるもあるヒヤシンスや、香りや花姿が人気のユリの花も球根植物として有名です。花が咲き終わった球根は保存をしておくことが多いのですが、保存方法には花の種類によって、乾燥保存と湿潤保存とに分かれます。ヒヤシンスは乾燥保存、ユリは湿潤保存になります。オキザリスは乾燥保存と湿潤保存のどちらになるのでしょうか。

オキザリス 球根 保存

オキザリスの球根のおすすめの保存は?

オキザリスの花は湿気を嫌う植物です。水のやりすぎで根ぐされを起こし、枯れてしまうこともあります。球根の保存も湿気を嫌いますので、乾燥保存になります。花が咲き終わった後、保存のために球根を掘り上げるのですが、その際も完全に乾燥させてから掘り上げるようにしてください。

掘り上げた後はさらに球根を日陰の涼しい場所で乾燥させます。球根が完全に乾燥したら、網に入れて、日陰で次の植え付けの時期まで保存します。風通しが良く湿気の少ない涼しい場所が好ましく、雨に当たらない場所を選んでください。

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オキザリスのように乾燥保存が適している球根植物はチューリップや、スイセン、グラジオラスなどがあります。ただ、全ての球根植物が掘り上げて保存をするわけではありません。そのまま土に植えっぱなしでも構わない球根植物もあります。クロッカスは植えっぱなしのままで、数年間はきれいな花を咲かせます。実はオキザリスも数年間は、植えっぱなしでもきれいな花を咲かせるのですが、オキザリスの繁殖力は想像以上なので、一度でも植えっぱなしを試してみれば、二度としないのではないでしょうか。

【まとめ】

・オキザリスの球根は乾燥保存
・完全に乾燥させて保存する
・日陰で風通しの良い湿気の無い場所に保存
・雨の当たらない場所に保存
・すべての球根植物が乾燥保存するわけではない

球根を掘り上げて次の植え付けまで保存するのですが、どの球根も似ているので、どの種類だったのか、またはオキザリス以外の花ということもあります。いつ掘り上げたのか忘れてしまうかもしれません。対策として日付や花の名前を書いてラベル貼りをしておくと管理しやすく便利です。球根の保存の時に参考にしてみてくださいね。