花言葉と聞くとどんなイメージを持ちますか?きっと、今の気持ちを表すにはどんな花がいいのだろう、なんて考えるのではないですか。花言葉の誕生した理由は明確ではありませんが、一つの説として17世紀頃トルコで「恋人への贈り物として、花に思いを託して贈った」という風習があったとされています。

人に思いを届けようとする気持ちは世界共通で、それが今日にも存在しているのでしょうね。では日本で大変身近な菊の花にはどんな意味が隠されているのかご紹介します。

菊の花の違いと花言葉

菊 色 花言葉

花の色によって花言葉が違うことはご存じの方も多いと思います。花言葉の中で圧倒的に有名な花は何と言ってもバラで、赤いバラは「愛。あなたを愛しています。」といいますよね。

菊にも、菊全般に当てはまる花言葉と、色によって異なる花言葉を持っています。

・菊として:「高貴」「高潔」「高尚」菊は「菊の紋章」とされる事からも感じるように日本、天皇家を意味する花ですので、このような品位品格のある花言葉が与えられたそうです。

・赤い菊:「愛情」「あなたを愛しています」やはり赤い花には愛を意味することが多いようです。

・白い菊:「真実」「誠実」白の持つイメージにぴったりですね。お葬式など弔事に用いられることの多い白い菊は誠実さを表しているのですね。

・黄の菊:「破れた恋」「軽んじられた恋」ちょっと淋しげな意味を持っていますね。人へプレゼントする際には気をつけた方が良さそうです。

・紫の菊:「私を信じてください」「恋の勝利」何か訴えかけるような強い意味を持っていますね。

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菊の種類と花言葉

次に菊の種類による花言葉を探っていきましょう。

・菊全般:先ほど述べた通り「高貴」「高潔」「高尚」

・スプレー菊:「私はあたなを愛する」

・ピンポンマム:「君を愛す」「真実」「高貴」「私を信じて」

・寒菊(冬に咲く菊):「けなげな姿」「真の強さ」

まとめ

いかがでしたか?普段花言葉を気にすることはあまりないのかもしれませんが、知っておくといざプレゼントをするという時に役立ちそうです。

プレゼントではなく家で育ててみよう、と思い立った時にも何色にしようか、何色を多くしようか、菊の種類は何にしようか、など思いを巡らせるのも楽しい時間ですね。菊だけでなく他の花の花言葉もたまに調べてみると楽しいのではないでしょうか。