マーガレットのモリンバは、多年草であり、上手に夏越しや冬越しをすれば、2年目からは暑さや寒さの耐性が付き、もっと楽に育てられるといいます。そのためにはモリンバの特徴をよく知ることが大事です。

 

多年草であるマーガレットのモリンバの特徴とは?

マーガレット モリンバ 多年草

温暖な気候のカナリア諸島が原産地のマーガレットは、多年草で半耐寒性のキク科の植物です。17世紀末に欧州に渡り、フランスで多くの品種改良がなされてきました。

日本に来たのは明治末期の頃です。大正時代に広く栽培されるようになり、開花時期は地域にもよりますが、3月~6月頃まで咲き、夏と冬は休眠期に入ります。花弁は、一重咲きや八重咲き、ポンポン咲きなどがあります。

和名は木春菊(モクシュンギク)です。春菊に葉の形が似ており、数年立つと木質化することからこの名前が付けられたようですが、耳馴染みがないのは、あまり使われていないからのようです。

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暑さに弱いマーガレットの中でも比較的、耐暑性に優れた特徴をもつモリンバは、夏は湿度が高くなる日本ですが、油断して水切れを起こさないように注意をすれば、暑い夏も乗り切ってくれるでしょう。そして9月の終わり頃に花芽が付き始めまたら、10月初めには咲きだして11月いっぱいまで花を楽しませてくれるでしょう。他の品種に比べて枝吹きが良く、大きい株にすると美しい丸型の株になります。

やはり寒さには弱いモリンバは、冬の間の管理は難しく、寒風や霜などに当たらないように細心の注意をしなければなりません。根が傷まないよう、切り戻しをして室内で管理しましょう。

モリンバはシリーズになっており、サッシー(ピンク・レッド、コンパクトホワイト)、モンロー(ローズ)、マギー(パステルイエロー)、ヘリオ(ウォーターメロン)、ミニ(ダブルホワイト、ホワイト、イエロー)等など、花色がとても豊富なのです。

 

まとめ

多年草であるマーガレットのモリンバは、品種改良によって従来の品種よりも大変育てやすくなっていて、手軽に楽しめるという特徴を持っていることが分かります。自分のお好みで花色などを選んで、育ててみてはいかがでしょうか。