日本でも昔から親しまれている夏の主役であるムクゲ。花が咲き始めると盛夏の訪れを感じますね。北海道から沖縄までほぼ全国的に植えられていて特別なお世話が必要なく育てやすいことからも人気があるお花木です。ムクゲ出なくても植物を育てていると気になるのは、いつにどんなことをする必要があるのかだと思います。今回は花を咲かせる時期のあとの落葉の時期からはどんなことをする必要があるのかについてご説明して行こうと思います。

ムクゲ 落葉 時期

ムクゲの落葉時に行うと良いことと注意点は?

落葉の時期は大体花が咲き終わったあとの秋頃です。葉が落ちた後の12月〜3月頃に剪定をしてやると次の年によく萌芽するようになります。また、剪定するときに「間違えて切ってしまって次に花が咲かなかったらどうしよう」という心配がある方もいらっしゃるかとは思いますが大丈夫です。ムクゲはその年の春に伸びた枝に花がつきますので花が咲かなくなってしまうということは少ないです。

また、「ムクゲの花が終わって全て落葉してからだと落ちた葉っぱが気になったり、庭の掃除をしたりというのはなかなか大変なので落葉する前に切ってしまいたい」と思っている方や、「剪定が遅いと新しい萌芽を落としてしまうこともあり次に花が咲かない」と聞くけれど、剪定が早い場合は?という疑問を持っている方もいらっしゃるようですね。一般的には葉がついている時には木はまだ活動中という印で、切ったりすると新しく芽を出そうとしてしまうと言われていて、葉が落ちて木が休養中の時には切っても大丈夫と言われています。ですが、切ったからといって枯れてしまうということや、切ったら花がつかないということはなく、特にムクゲの花にはほとんど影響しません。ただ、開花前の時期に切ってしまうと切ったところから新しい芽を出そうとするので開花前にはお勧めしません。また、6月〜10月に強い剪定はやりすぎるとムクゲ自体が弱ってしまうことがあるので時期には注意を払ってください。

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ムクゲの木にあまり大きくなって欲しくない場合もあると思いますが、その場合はきちんと剪定の時期に剪定を行っておきましょう。ムクゲはよく育ちますので放っておくとかなり伸びてしまったり、枝が絡まり過ぎたりと見た目も生育も悪くなっていきます。

【まとめ】

ムクゲの落葉時期には、剪定をしてあげることによってムクゲの見た目が綺麗になりますし、良く育つようになります。剪定をするときには時期や強さを時々によって調節しながら行うようにすると良いです。夏にエネルギッシュで美しい花を咲かせるムクゲが楽しみになりますね。