暑さにも寒さにも強いため育てやすく、北海道から沖縄までのほぼ全国的に育てる事が可能なムクゲですが、そんなムクゲが枯れてしまったという経験のある方がいらっしゃるようです。あまり枯れてしまったということを聞かないムクゲが枯れてしまって戸惑っていらっしゃる方もいらっしゃるかと思います。今回は、ムクゲが枯れてしまった時に考えられる原因と対策方法についてご説明していこうと思います。

ムクゲ 葉 枯れる

ムクゲの葉が枯れてしまう原因とは?

ムクゲは、基本的には強い部類の植物になるので日光ほとんどあたらずと水分がないというような、よほど悪い環境に置いて置いたなどの事が無ければ育ちます。「そこまで悪い環境において置いたわけではないのに枯れてしまったんだよ!」という方!鉢植えで育てているという場合は、根詰まりを起こしている可能性も考えられますのでまずはムクゲの根っこの部分を確かめてください。ムクゲの根っこが鉢の中で根詰まりしていませんか?ムクゲの生育力は強く、水分を求めてどんどん根を伸ばしていきます。ムクゲを植える前に植える場所を考えてから植えましょうと言われるのはこのためで、根をどんどん伸ばすために鉢の中ではムクゲにとって狭すぎるということもあります。時々ムクゲの根が鉢を突き破って地面に生えてしまったということを聞くこともあるくらいです。もし、根詰まりを起こしてしまっているようであれば大きな鉢へ植え替えるか、広い場所に植え替えるなどの処置を行うことをお勧めします。

スポンサードリンク

次に考えられるのは、ムクゲが害虫によるダメージを受けてしまったということです。ムクゲにつきやすい害虫としてよく挙げられるのはアブラムシ・オオアカキリバ・ハマキムシ・ワタノメイガ・カミキリムシの幼虫などです。特にカミキリムシの幼虫はムクゲの木の幹の中に入り込み、中を食い荒らしてしまいます。これらの虫によってムクゲが枯れるほどの影響があることは少ないとは言われていますが、虫がついているまま放置しておくと枯れてしまうような事もあるようです。虫が付いているのを見かけたらできるだけ早めに駆除してしまうのが良いでしょう。駆除することで生育も良くなりますし、見た目が汚くなることを防ぐ事ができます。また、できるだけつかないように事前に処置を施しておくのもおすすめです。

【まとめ】

ムクゲを枯らさないためには、ムクゲを置いておく環境が大切です。根の部分や害虫には特に気を配りながら育てる事で少しは改善につながると思います。ムクゲの開花時期に元気に花を咲かせてくれるように頑張って見ましょう!