ガーデニングを始めたばかりの人にも扱いやすいと言われているムクゲ。力強く綺麗な花を次々と咲かせ見惚れてしまいますね。ですが、せっかくお庭を彩ってくれるムクゲの花突然たくさんが落ちてしまったなんていうことがあるようです。一体ムクゲに何があったのか心配になってしまいますよね。今回はムクゲが突然たくさん落ちてしまった原因について考えられる理由とともにご説明していこうと思います。

ムクゲ 花 落ちる

ムクゲの花が突然落ちてしまったのはなぜ?

ムクゲの花が落ちてしまう原因としては、1.急激な環境の変化が起こったときの生理現象と、2.ムクゲを植え替えた時が主に考えられます。

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  1. ムクゲは比較的暑さや寒さに強い植物だと言われています。生育温度から5度前後の温度変化があったとしても育つことはできます。ですが、その時に変化に対応するために葉や花を落とすことがあります。特に手を加えたなどの環境の変化がないのにもかかわらず、葉が緑色のまま落ちたり、花や蕾が落ちたりということがあればこの場合が考えられます。しかし、あまりにも急激な変化には対応して行くのは難しいと思われますのでご注意を。具体的な例としては、日なたから日陰に移動させた時や、室内で温度などの環境が変わりやすい場所においておいた時などです。移動させた時には新しい環境に慣れてくると葉を落としたり花を落としたりということは少なくなるようです。どこに置く場合を考えても、できるだけ温度差を小さくしてあげるという工夫をしてあげることが有効な対策方法になります。
  2. ムクゲだけでなく、植物にとって植え替えられた時というのは人間で例えると手術後のような状態だそうです。植え替えの時期や、やり方によっては花を咲かせるための体力が必要な時期にその力を奪ってしまっているなんて可能性もあります。開花のための力がなくなってしまうと蕾のまま落ちてしまったり、花が開花したとしても力なく落ちてしまったりということに繋がります。この場合は、植え替えの時期や方法を見直してみると来年は元気に力強く開花してくれるかもしれませんので是非見直してみましょう。

【まとめ】

ムクゲだけにかかわらず、育てている植物が好む環境をよく把握して置くと良い事に変わりありません。温度計を使って部屋や外の植物を置きそうな場所の温度の変化を測ってみるというのも良いかと思います。時期や時間によっては予想以上に暖かかったり、冷え込んでいたりということがわかると思います。様々な場所の温度を測るのは少々面倒に感じるかもしれませんが、きっと結果から新たなことがわかるでしょう。