小さい頃は草花のような姿をしていても、大きくなると茎が太くなりゴツゴツとして樹木らしくなってくる植物、ユリオプスデージー。葉の表面には、細かな毛が密生していて銀色にみえる“シルバーリーフ”も特徴の一つです。冬頃に花を咲かせますが、花が咲かない時期には、シルバーリーフとして鑑賞も楽しめるので、1年中育てている人も多いと思います。

 

長くユリオプスデージーを育てる上で大切な手入れが、植え替えです。では、植え替えはいつ行うと良いのでしょうか。また、具体的にどんなことを行うのでしょうか。

ユリオプスデージー 植え替え 時期

【ユリオプスデージーの植え替えの時期はいつ?】

まず把握しておきたいのが、植え替えの時期についてです。

植え替えの適期は3月から5月と、9月から10月ですので、この時期に植え替えを行いましょう。

ユリオプスデージーは根の成長が早く急激に育つ植物なので、鉢植えの場合、鉢の中で根がいっぱいになって根詰まりを起こしやすくなります。そのため、2年に1度は植え替えを行いましょう。

 

植え替える時には鉢から株を抜き出して、根のまわりの土を軽く崩して植え替えますが、そのさいに枯れた根があれば、しっかりと取り除きます。株を抜き出すときには、根が痛まないように丁寧に行います。水切れしますので、手早く植え替えるように注意してください。新しく植え替える鉢は、前に植えていた鉢よりも一回り大きいものに取り替えましょう。

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その他にも、植え替え時だけでなく日頃から気をつけておきたいのが湿度です。ユリオプスデージーは湿度が高い場所が苦手なので、枯れた花や葉をそのままにしたりすると株がむれて腐ってしまいます。また、水のやりすぎにも注意したいところです。水やりの場合には、表面の土が乾いてからたっぷりあげるようにしてあげてください。

庭植に植えている場合には、植え替えの心配はありません。

【まとめ】

ユリオプスデージーを育てる時に、植え替えを行うことが重要な手入れであることがお分かりいただけたでしょうか。

ユリオプスデージーは、育てるのは難しくない初心者向けの植物です。特徴を理解して適切に手入れを行うことで、年中楽しめますので、大切に育ててください。