ツバキ科ツバキ属に分類されるツバキは、赤や白といったきれいな花を咲かせます。今回はそんなサザンカの葉っぱについて注目していきましょう。サザンカの葉が緑色から茶色に変色するようなのですが、一体それはなぜなのでしょうか。枯れてしまうのでしょうか?

今回はその原因と対策方法について紹介していきます。

サザンカの葉の色が茶色に?

サザンカ 葉 茶色

サザンカの葉は通常は緑色ですが、茶色に変色してしまうということがあります。茶色に変色してしまったサザンカの葉は、悲しい事に落ちてしまいます。

なぜサザンカの葉の色が変色し茶色になってしまうのか、恐らくですが、炭そ病と呼ばれる病気にかかってしまったのではないかと言われています。

炭そ病とは、葉っぱに暗褐色の斑点ができる病気です。最初は小さかった斑点が次第に大きくなります。斑点が大きくなった葉は茶色くなってしまい、葉が落ちてしまうのです。

サザンカがかかりやすいと言われる炭そ病は、サザンカ以外にはアオキ、アンズ、ウメ、カキといった果実を実らす木にもかかってしまいます。

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炭そ病にかかってしまうと果実のある木の果実は腐ってしまうんだとか。

炭そ病は6月~7月といった雨の多い時期、所謂梅雨の時期にかかりやすくなります。もしサザンカの葉に茶色の斑点を見つけたら葉っぱを切り取りましょう。

早めの段階で処理することができれば他の葉っぱには広がりません。

では被害が広がってしまった場合、その場合の対策方法についてですが、ジネフ材、チオファネートメチル材、ベノミル材を散布していって下さい。

そうすることで葉が落ちてしまうということを防ぐことができます。

しかしこのように薬剤をかけなくても済むように、炭そ病にかかりやすい梅雨の時期にはサザンカを定期的にチェックするようにしましょう。

まとめ

サザンカの葉が茶色く変色する原因、対策方法について紹介していきました。

・サザンカの葉が茶色く変色する理由は炭そ病でないかと予想
・小さな斑点が大きくなり変色した葉は下へ落ちる
・炭そ病にかかりやすいのは6月~7月の梅雨の時期
・被害がひどい場合は薬剤を使用し対策していこう

いかがでしたか!?きれいな花を咲かせるサザンカには、緑色の葉っぱがよく似合います。梅雨時期は意識してサザンカの様子を見るようにして下さい。