クレマチスピクシーは、つる植物であるクレマチスのなかでも、比較的つるがあまりのびない品種です。黄色い花を咲かせる珍しい品種ですので、クレマチスが好きな方は一度は育てたいとお考えかもしれません。

この記事では、クレマチスの管理方法について、特に花後についてご紹介いたします。

クレマチス ピクシー 花後

【クレマチスピクシーの花後の管理方法は?】

クレマチスピクシーとは、天使の鈴と呼ばれる、可愛らしい花を咲かせる品種です。植え付けは秋ごろから1月~2月ごろに行い、花は主に3月~4月に咲きます。

花が終わった後の管理方法ですが、まずはきちんと花がらを摘むことが大切です。しおれている花を摘むのは気が引けるかもしれませんが、花が終わると植物は身を結ぼうとするため、栄養がそちらに偏ってしまいます。ですので、クレマチスのつるすみずみまで栄養を行きわたらせるためには、実をつけるまえに、花がらを摘んだほうがいいのです。

 

花を摘みながら花が終わるのを待ったら、次は剪定の時期に入ります。クレマチスピクシーはつるがあまり伸びない品種なので、大きくなりすぎないからといって剪定をしない方もいるかもしれませんが、じつはクレマチスピクシーを長く元気に楽しむためには花後の剪定が重要です。

つねに新しいつるをはやして、元気に育てていると、たくさんの花をつけてくれるんですよ。しかし、強く剪定するのはおすすめしません。枝先のみ切って樹形を整えるだけにとどめておきましょう。

スポンサードリンク

また、花が終わってしばらく経ってから剪定を行うのもやめましょう。花が終わりしばらくすると、今度は来年のための花芽がつきはじめます。花芽がついてから剪定してしまうと、芽ごと切り落としてしまいますので、剪定は花が終わってから、花芽が付く前に行うのがコツですよ。

まとめ

いかがでしたか?今回はクレマチスピクシーについてご紹介いたしました。クレマチスは比較的育てやすいと言われている植物ですが、なかでもピクシーは中級者向けと言われています。育て方をよく調べて、正しいやり方で育てて上げてくださいね。かわいい黄色い花が咲く様子は、お庭を賑やかにしてくれますので、他のクレマチスと一緒に是非育ててみてください。