丈夫で育てやすいキンセンカ。花壇はもちろん、鉢植え、切り花にもおすすめの品種になります。

キンセンカは主に種から育てますが、苗からでも、切り花からでも栽培することができます。

切り花から栽培する方法、失敗しないコツを紹介したいと思います。

キンセンカ 切り花 栽培

キンセンカは切り花から栽培できるの?

まず、キンセンカの切り花用品種ですが、オレンジスター・ゴールドスター・中安・やしま芯黒・むらじがあります。これらはすべて50~60cmの高性種になり、耐寒性の強い品種になります。

ちなみに、花壇、鉢植え用には、オレンジゼム・ゴールデンゼム等があり、こちらは20cmの極矮性種になります。

 

では、切り花からの栽培方法についてですが、高性種のキンセンカを花壇からカットして花瓶に差して楽しんだ後は、花を取り除き、茎をいくつかに分けてカットしましょう。

ここで注意しなければならない点があります。わき芽を残す状態でカットしなければなりません。わき芽がなければ、どんなに水やりを頑張っても、肥料を与えても、育ちません。

必ず、わき芽を確保する状態でカットしましょう。

植え付ける土は、培養土がおすすめです。栄養たっぷりの培養土でも、咲いていたものと同じ状態のキンセンカを咲かせることは難しいのですが、それでも、キンセンカの花を開花させることはできますので、安心してくださいね。

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次に、失敗しないコツですが、コツは連作させないことです。キンセンカは、連作を嫌う植物になりますので、植え付ける場所は、できれば、毎年変えることをおすすめします。

特に、同じキク科の菊、アスター、ひまわり等の後に植えることは、避けておきましょう。

 

植え付ける場所は、通常のキンセンカの種の場合と同じく、日当たり・水はけの良い場所を選びましょう。水やり、肥料に関しても、そう神経質になることもありません。土の表面が乾いたら水を与え、少し元気がないなと感じたら、薄めた液体肥料を与えましょう。

まとめ

切り花から芽や根が出る。初めて見た方はびっくりされるかもしれません。ですが、キンセンカだけでなく、同じキク科の菊、ラナンキュラス、バラ等、切り花から花を咲かせることができているとのことです。