カキツバタは漢字で書くと「杜若」や「燕子花」と二通りある気品あふれる花として人気があります。しっとりと咲くその姿は、見ていると気持ちが落ち着いてくる様子が感じられます。初夏を彩るアヤメ科の花として有名なカキツバタを見に、名所が多数ある京都を訪れる人も少なくありません。

では、あちらこちら観光する際に、バス停から歩いて行けるカキツバタの名所はどういったところがあるのでしょうか?

カキツバタ 京都 バス停

京都でバス停から歩いて行けるカキツバタの名所とは?

京都の名所と言っても、カキツバタが自生できる環境が湿地帯と限られているため、それほど多くはありません。主に歴史ある神社やお寺が多いのが特徴でもあります。

まず一つ目は、なんといっても大田神社です。京都のカキツバタと言えば、大田神社と言えるほど、名所の中の名所とも言えます。その歴史は平安時代より受け継がれており、藤原俊成が詠んだとされ言われているカキツバタの名所です。

アクセスはJR京都駅より、市バスの4系統に乗車します。その後上賀茂神社停留所で下車したのち、徒歩で約10分と言われております。

次にこちらも名所と知れ渡っている平安神宮ですが、一般的に見られる濃紫色の花びらを咲かせるカキツバタはもちろん、折鶴と呼ばれている品種の美しいカキツバタを見ることができます。この折鶴は珍しい品種と言われ、こちらを見るのが目的で足を運ばれる人も多いです。

アクセスはJR京都駅・阪急河原町駅より、市バス5系統に乗車します。平安神宮前停留所で下車後、すぐ平安神宮があります。

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勧修寺も名所の一つと知られています。もちろんカキツバタを見ることも出来ますが、四季折々の花を観賞できるのも人気がある場所と言われております。ゆったりと初夏が漂う京都の町の雰囲気を楽しみたい、と言う方にもお勧めの場所でもあります。

アクセスはバスではありませんが、地下鉄東西線・小野駅より徒歩五分となっております。

【まとめ】

5月の黄金週間と言われているゴールデンウイークを利用して、京都にカキツバタを愛でに行かれてはいかがでしょうか。京都は訪れた場所ごとによって、趣きを味わえるのが人気の場所とも言えます。古都である京都の花鳥風月をご自身で確かめに足を運び、初夏の雰囲気を存分に感じて見てはいかがでしょうか。