春の訪れを告げるカタクリの花の名所が埼玉県にはたくさんあります。早春を彩る花、カタクリの花が咲く期間は短く2週間ほどですが、見頃に開花したカタクリの群生地は、見事なものです。

 

ハイキング感覚で楽しむことができるカタクリの群生地や、絶景スポットとして毎年たくさんの方が訪れる場所など、ここでは、埼玉県内にあるカタクリの花の名所をご紹介します。

カタクリ 名所 埼玉

【埼玉県にあるおすすめのカタクリの名所】

カタクリの群生地と川下りのアミューズメントを楽しめる名所が、長瀞カタクリの郷です。埼玉県秩父郡長瀞町岩田にあるカタクリの郷には、約30万株のカタクリが群生しています。見頃となる3月下旬から4月上旬、一面に咲くカタクリ花の群生には圧巻されるでしょう。

 

カタクリの郷の周辺には、埼玉県秩父の名所である長瀞渓谷があります。渓谷では川下りを体験することができ、途中には特別天然記念物の長瀞岩畳をみることができます。埼玉の名所、長瀞で風流を感じてみてはいかかでしょうか。

 

春に咲く花サクラと共にカタクリの花を楽しめる名所が、埼玉県狭山市稲荷山にある県営狭山稲荷山公園です。西武池袋線「稲荷山公園駅」から徒歩10分ほどで着く、狭山市最大のカタクリ群生地の見頃は3月下旬から4月上旬にかけての約1週間です。

 

カタクリの群生地と古代の遺跡を堪能できる名所が埼玉県児玉郡美里町。約3000平方メートルの美里町円良田地区内山林のなかにカタクリの群生地があります。カタクリの見頃は3月下旬から4月上旬にかけて、県道349号線から林道を抜けたところにあり、開花ピーク時にはおおくの人で賑わいをみせます。

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また、古代遺跡の名所としての知られる埼玉県児玉郡美里町には、「美里町遺跡の森館」があり、美里町より出土した古代の遺跡を肌で感じられる場所として有名です。国指定重要文化財の複製、瓦塔と瓦堂をはじめ、埼玉県内最大級の「方格規矩鏡」、頭に壺をのせた女性の埴輪など、その精巧さには思わず息を飲みます。

カタクリ群生地へのアクセスには、秩父鉄道「波久礼駅」からタクシーで10分。JR八高線「松久駅」からは徒歩で約60分です。

【まとめ】

ここまで、埼玉県内にあるカタクリの花の名所を紹介しました。渓谷の川の風を感じながら、カタクリの群生地を堪能できる長瀞カタクリの郷。カタクリを楽しみつつ古代に思いをはせる美里町など、埼玉県にはカタクリの名所がたくさんあります。