北アルプスの山々に囲まれた富山県は緑が多く自然豊かな土地であり日本国内でも有数のカタクリ群生地です。中でも高岡市は市の花をカタクリとしており、カタクリは富山の名物としています。今回はそんな富山で見ることが出来るカタクリの名所やおすすめスポットについてご紹介しましょう。

富山 カタクリ 名所

富山のカタクリの名所はどこ?

富山のカタクリの名所と言えば、まず挙げられるのが富山市大沢野にある猿倉山森林公園です。猿倉山森林公園は富山県の中でもナンバーワンの名所です。山頂にある風の城と呼ばれる展望施設付近や駐車場の近くの森林にカタクリの群生地があり春には多くの愛好家や写真家に人気の名所でおすすめです!

三輪地区にあるカタクリ山公園では関東最大級といわれるカタクリの群生地があります。3ヘクタールもの広さを持つ公園内ではヤマツツジ、ミズバショウ、キクザキイチゲ、コブシ、ショウジョウバカマなどの色とりどりの花が咲いていますが、中でも斜面一面に広がるカタクリの群生は見事です。入山料200円が必要ですが入山料を払ってでも見てほしいおすすめのスポットです。

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富山市内では八尾市街地の奥にある八尾カタクリの森や、立山山麓家族旅行村の周辺でもカタクリの群生を見ることが出来る名所です。登山しながらカタクリを楽しみたい方には、高岡市にある二上山がおすすめです。二上山の山頂に建っている大伴家持像の近くや中腹辺りの氣多神社の近くで美しいカタクリの群生に出会えます。大伴家持が詠んだ日本最古の万葉集に出てくる「かたたごの花」とはカタクリの花を指しています。こちらは4月上旬が見頃です。

他にも高岡古城公園や高岡市万葉歴史館、水道つつじ公園などでもカタクリの花を見ることが出来ます。うつむつように咲くカタクリは可憐な姿をしていて見る人を楽しませてくれます。

【まとめ】

富山県は切手のデザインにカタクリを起用するなどカタクリが有名な県です。多くのカタクリが咲く富山ではうす紫色の花の絨毯を楽しむことが春の風物詩となっています。美しいカタクリが見れるおすすめスポットも多いのでぜひカタクリの開花の季節に合わせて富山を訪れてみてはいかがでしょうか。