春にカラフルな花を咲かせて私達を楽しませてくれるアネモネは、地中海沿岸地域が原産の多年草です。世界には100以上も種類があり、咲き方やカラーは様々あります。
今回は日本で見られるアネモネの種類や品種を、一覧でご紹介します。
【花アネモネの種類を全部ご紹介！】
世界に数多くある花アネモネの種類や品種を咲き方の違いで区別し、一挙にご紹介します。
＜一重咲きの品種＞
一重咲きの品種はアネモネの一般的な種類で、花壇や花束などに使われます。
- アネモネ・デカン：スカーレット（赤と白の組み合わせ）・白・ローズなどが鮮やかで、切り花でも売られています。
- アネモネ・ポルト：スカーレット・ブルー・淡い紫などがあり草丈が20cm程度の小さい種類です。
- アネモネ・ミストラピンク：花弁がやや厚く、淡いピンク色が特徴です。
- アネモネ・モナリザ：ピンク・ブルー・ラベンダー等カラーが豊富で草丈が大きく、切り花で人気が高い品種です。
＜八重咲きの品種＞
- アネモネ・モナーク：ブルー・スカーレットなどがあり、小輪で草丈の短い品種です。
- アネモネ・セントブリジット：ブルー・ローズ・スカーレット等のカラーがあり、大輪で草丈もやや高い品種です。
＜万重咲き＞
- 吹き詰め咲きアネモネ：八重咲きより花弁が多いのがこの種類の特徴で、カラーは赤一色だけの希少な品種です。
＜山野草タイプやその他の品種＞
- アネモネ・ブランダ：淡い桃や青色で菊のような細い花弁が特徴です。草丈が低く、ロックガーデンに使われます。
- シュウメイギク：この品種は寒さに強く秋に咲く事が特徴で、白やピンクがあります。
- イチリンソウ：一つの茎から1輪の白い花を咲かせます。
- ニリンソウ：一つの茎から2輪の白い花を咲かせます。
【まとめ】
アネモネの品種をご紹介しました。
アネモネは品種によって咲き方や大きさなどが全く違い、この花を知らない人は全部が同じアネモネの仲間だと気づく事ができない程です。
一重咲きや山野草タイプの品種は清楚なイメージがありますが、八重や万重になるとカラーが鮮やかで花が大きくダイナミックなイメージです。カラフルで育てやすいのでそれぞれ順番に増やしていって、庭をアネモネだらけにしてみてもいいかもしれません。
