アンスリウムは熱帯の産まれです。
日本の冬では室外では生育は難しいというより、10℃を下回ると枯れてしまいます。
室外であっても鉢植えで育てながら、冬場は室内で管理するのがいいでしょう。

 

では冬のアンスリウムはどんな管理をすればいいのでしょうか。

アンスリウム 冬 肥料

アンスリウムの冬場の過ごし方

アンスリウムは湿度が高いところを好みます。
根は乾燥気味がいいでしょう。この性格をつかめばどんな風に管理すればいいか分かると思います。

冬場の水やりですが、春や夏のように頻繁な水やりは必要ではありません。むしろ全くやらない方がいいかもしれません。
しかし、乾燥気味の冬は葉水は欠かせません。
根に水を与える代わりにスプレーなどで葉に水を与えるのです。これは毎日やってもいいでしょう。

アンスリウムの好む湿度は60%という事ですが、日本の冬の湿度60%はとても無理な事です。部屋の湿度の差を葉水で補うという形にすればいい訳です。

日中暖かいからと窓辺に置いたままにするのも気を付けましょう。
夜になるとぐっと気温が下がるのが窓辺です。夜には暖かいところに移動するのが望ましいでしょう。

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アンスリウムの冬の肥料は?

冬場は成長がゆっくりとなるか、休眠期に入ります。
ですから基本的に肥料は必要ではありません。

肥料もやり過ぎると枯れてしまいます。水やりを止めてもアンスリウムは枯れませんが肥料を与えすぎて枯れることはあります。
肥料の心配をするより、温度の管理と葉水をやる事の方が重要です。

どうしても気になるのでしたら、春になって気温が20℃前後になってから与えるのがいいでしょう。

【まとめ】

肥料は鉢植えの草花にとっては命綱のようなものです。
しかし与えすぎて枯れてしまっては本末転倒です。

水やりも同じことです。
アンスリウムではないのですが、デンドロビュームという蘭の一種を栽培していて、冬場は一度も水をやらなくても枯れなかったのです。
デンドロビュームも着生植物です。
気温はアンスリウムより少し低くて5℃くらいで枯れるようなのですが、それだけを管理していると毎年きれいな花を咲かせてくれるようになりました。

あまりに心配しすぎるのもアンスリウムには迷惑なのかもしれませんね。