ツツジの特徴としては、常緑で日本が原産ということもあり、野生種から園芸品種まで数多くの品種があります。大きくなりすぎず、花が美しく庭木として扱いやすいため人気があります。しかし、病気や害に侵されやすいのが弱点です。長い期間、品種改良されてきたため、たくさんの品種があり、その分、花の形や性質も少しづつ違いがあり、栽培する条件に合わせて、ツツジの種類を選ぶことができます。品種改良を重ねたツツジは一体どれくらいあるのでしょうか。

ツツジ 品種 一覧

ツツジの品種の一覧。

ツツジは、常緑低木~半常緑低木に分類されます。大きさは背丈が0.53.0mで横幅は0.5m~2.5mで葉っぱは210cm前後で葉っぱが互い違いに生えています。

ツツジ(常緑)はさまざまな品種改良のものが出回っています。市販されているものは一般的なものしか購入できないことが多いです。ツツジの種類として花も小さく小型の品種のキリシマツツジがあります。この品種は色がたくさんあり盆栽によく使われます。花のつきがとてもよくキリシマツツジの仲間であるクルメツツジは、キリシマツツジに比べると葉っぱが少し大きくなります。品種が多くあり、庭などによく植えられています。大型のツツジで大輪の花を咲かせるヒラドツツジは、モチツツジやケラマツツジなど様々な品種や種類をかけ合わせて品種改良をおこなったツツジです。寒さに弱く南関東より西の暖かい地域に向いています。植え込みや公共の場所によく見かけるツツジは常緑ツツジでオオムラサキツツジといいます。少し大きめの花が咲き紅紫色をしています。強い花ですが見た目がほかの花と比べて大きな作りになっているため庭木としてはあまり植えられていません。

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薄紅紫の花のガク片にある毛あネバネバしているのがモチツツジです。半日陰にもやや強く丈夫なツツジです。冬になると枝先以外の葉っぱが落葉してしまいます。サツキもツツジと同じ性質の花です。ほかのツツジとは開花時期が1か月ほど遅れたり葉っぱや株が小さいといった違いがありますが刈り込みに強く、花壇や道路に沿って植えられるのに向いています。花の色は、赤・ピンク・白で赤紫が多く見られます。日当たりが悪い場所では弱いところがあります。日当たりの悪さが心配な場合は、日陰に強う丈夫なモチツツジ系のツツジを植えることがおススメです。

【まとめ】

ツツジはこのように、たくさんの種類があります。これは、交配し品種改良が盛んに行われたためです。多くの種類があるツツジですが、害虫がつきやすかったり、日当たりの良い場所を好んだり、寒さに弱かったりとメリットとデメリットああります。それをよく知うことが重要になってきます。