アネモネは3月~5月に開花する多年草で、ヨーロッパ南部から地中海沿岸を原産とする球根植物です。花の色も赤、ピンク、白、青、紫など多彩で春先には、花壇を華やかにしてくれます。細い茎ながらも、大きな花を咲かせてくれ、南国をイメージしますね。近年品種改良が進み、花の色、咲き方など多くの種類があります。日本には10種類ほど、海外には数100種類も存在するといわれています。その中でも紫色のアネモネは人気です。今回は紫色のアネモネの品種について調べてみました。

アネモネ 紫 品種

紫色のアネモネの品種は何?

アネモネの大きな花びらに見えるものは、本当の花弁ではなく、実は「萼片(がくへん)なのです。葉の一部が花びら状の萼になったようです。そんなアネモネの一般的な種類は一重咲きです。その中には「アネモネ・デカン」「アネモネ・ボルト」「アネモネ・モナリザ」などがあります。花びらが細かい種類の八重咲きには「アネモネ・モナーク」「アネモネ・セントブリッジ」などの品種があります。カラーバリエーションが豊富で、それぞれの品種で紫色のアネモネを見ることができます。「アネモネ・デカン」はポピーのような大きな花びらが6枚~10枚ほどついていて、切花でも人気です。「アネモネ・モナリザ」は薄く大きな花びらで、花びらの縁がウェーブを描き色合いも少しやさしい感じです。草丈も高く、花壇や庭植えには適しています。

一言で紫色といっても、品種改良などで、青みがかったり、ピンクに近かったり、濃い薄いなどいろいろあるようです。

花束にするときには、この紫色というクールなカラーを全面に出すと落ち着いていて、男性や上司には喜ばれそうです。また濃い紫色は高級感もありますし、ラグジュアリーな場やお悔やみの花としてもいいかもしれません。

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ところで、紫色のアネモネの花言葉はご存知ですか?「あなたを信じて待つ」「信じて従う」「悲しみ」などです。遠く離れた恋人に贈る花としてはピッタリでしょうか。

【まとめ】

紫色のアネモネの品種について解説していきましたが、いろいろな種類があるようですね。アネモネの苗や球根は、通販ならいつでも購入できます。店舗では、秋の終わりの11月頃から、5月頃まで出回ります。アネモネの人気花色は紫色の他、スカーレット(赤に白)、ローズ(桃)などだそうです。花色によって花言葉も異なりますので、その日の気分によって選んでみてください。