昨今人気のプリザーブドフラワー。ドライフラワーでは、ちょっと大人しいイメージですが、

プリザーブドフラワーは生花のようなみずみずしさと華やかさがあり、年齢を問わず、どなたにでも贈れるプレゼントとして、人気を博しております。

ブリザードフラワーと言えばバラやガーベラ、カーネーション、ダリア等の花が人気ですが、チューリップもブリザードフラワーにすることができるのでしょうか。

手軽に作れるチューリップのブリザードフラワーの作り方を調べてみたいと思います。

プリザーブドフラワー チューリップ 作り方

チューリップのプリザーブドフラワーの作り方について

ブリザードフラワーは、分かりやすく言えば、好みの花を選んだ後、その花を専用液で着色し、自然に乾燥させたものになります。

ただ乾燥させるだけのドライフラワーと違い、専用液を入手しなければならないこと、その専用液で着色する技術が必要なこと、作る際、これらのグッズが必要になることから費用がかかること等のデメリットが挙げられます。

が、その反面、生花のもつみずみずしい華やかさをもったまま1~2年という長期保存が可能になることから、花を長く愛でることができること、生花のように水をやる等の手間がかからない等のメリットもあります。

 

では、作り方についてですが、まず、必要なものをそろえましょう。

脱色のための消毒用エタノール(メタノール)、着色のための精製グリセリン、プリザーブドフラワー染色液、新鮮なチューリップの花を用意します。

チューリップの茎を2~3センチ残しカットし、消毒用エタノールを入れた容器に、そのチューリップの花を浸けこみ、1日放置します。

1日待った後、脱色が足りないと感じた時はもう少しそのまま浸けこんでおきましょう。

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続いて、着色です。精製グリセリン2:水1の割合で混ぜたものに好みの色の染色液をたらし、着色したい色をつくります。その液体を35度に温めたら、割りばし等の棒を2本つかって、その容器の上に少し離して並べて置き、その間に脱色した花を乗せ、茎から吸わせるように配置します。このままで1日放置しますが、1日待って、着色が足りない場合は、もう少しそのまま放置します。

最後は、乾燥です。好みの色になったら、容器から取り出し、乾燥剤を入れた容器に入れ、1~2日ほど、そのままの状態で自然乾燥します。

まとめ

手間ひまがかかるブリザードフラワーですが、お庭に咲いたチューリップでつくったブリザードフラワーは、喜びもひとしお。トライしてみてはいかがでしょうか。