昨今、チューリップをブリザードフラワーにして楽しむ人が増えておりますが、チューリップは押し花としても楽しむことができることをご存知でしょうか。

押し花と言えば、四つ葉のクローバーが有名ですが、押し花にするには四つ葉のクローバーのように平たい葉でなければできないのではないか、そう考える人も少なくありません。

確かに、チューリップの花はかなりの大きさがあるため、そのままでは押し花にすることはできません。

チューリップの花を押し花にする時は、チューリップの花びらを使用します。キレイな押し花をつくる方法を紹介しましょう。

チューリップ 花びら 押し花

チューリップの花びらを押し花にする

まず、用意するものは、お好みのチューリップの花を選び、花びらを摘んでおきましょう。

それから、押し花シート、ボード2枚(厚めが望ましい)、押し花プレス機(なくても可)、ピンセット、はさみになります。

 

では、方法ですが、花びらのみの場合は、好みの花びらを選び、数枚用意します。花びらに茎を付けたものを押し花にしたい場合は、花を縦半分にカットしたものを使用しますが、カットする際、花と茎が離れてしまわないように、慎重にカットしてください。

 

次に、押し花シートに花びらを挟みます。ちなみに、押し花シートとは、乾燥剤を染み込ませた押し花専用のシートのことを言います。

花の水分を効率よく吸収するシートになりますが、押し花づくりには欠かせないアイテムになりますので、チューリップのような大きめの花を押し花にする時は、用意しておくことをおすすめします。

おすすめの押し花シートは、厚手のシートと薄手のシートの2枚が1対になったものになります。こちらの商品はネット通販、もしくはホームセンター等の量販店で手に入れることができます。お時間のある時、少し足を伸ばして探してみてはいかがでしょうか。

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続いて、チューリップの花びらを挟んだ押し花シートを用意したボードに置き、上下から圧力をかけていきます。電話帳、辞書等の重い、厚さのある本でも代用できますが、均一の圧力がかかるわけではないので、キレイな押し花になりません。

最後は、ボードの上に厚さのある本を乗せ、しばらく放置します。花びらの水分が押し花シートに吸収され、水分が抜けていくと、花びらの厚みがなくなってきますので、少しずつ、上に乗せる本の量を増やしていきます。数日待って、完全に乾燥したら、完成です。

まとめ

手間ひまかけてつくったチューリップの押し花。少しでも長く楽しみたい時は、フレームに押し花を入れて、部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。