南国の花であるハイビスカス。一年中あたたかい地域で育てるならまだしも、本州など冬が寒くなる地方ではどうしたらいいのでしょうか。

この記事では、ハイビスカスを室内で育てるやり方や、冬の越し方をご紹介いたします。

ハイビスカスの室内での育て方は?

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ハイビスカスを健康に育てるには、充分な日当たりが必要です。なので、室内で育てる場合も、充分に日の当たる窓際などを選んで置いてあげる必要があります。

外と比べて充分な日照時間が確保できないので、肥料や活力剤などを合わせて使用してあげるとよいでしょう。

日照時間が不十分だと、うまく花が咲いてくれなかったり、つぼみや葉っぱが落ちてしまう恐れがありますので、冬以外はできれば外に出してあげるのをおすすめします。

ハイビスカスの室内での冬越しの方法は?

ハイビスカスの冬越しの準備は、だいたい10月ごろがよいとされています。秋になって涼しくなってきたころに始めるのがコツです。

ハイビスカスは寒さに弱く、12度を下回ると調子が悪くなってしまいますので、まだある程度気温が高いうちに部屋に入れてあげましょう。

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お部屋に入れる前に、細かい枝を切り落として剪定してあげるのがコツです。冬のハイビスカスは、寒い気温と日照のすくない室内で冬を過ごさなくてはなりませんので、余分な枝を切り落として、栄養の効率を上げるとよいでしょう。

思い切って20~30センチのこして他を剪定してあげるのも良いでしょう。翌春、冬の内にため込んだエネルギーで、より大きく育ってくれる可能性が上がりますよ。

剪定した枝を挿し木にして違う鉢に植えるという方法もありますが、適した時期が5月~7月のハイビスカスがもっとも元気に成長する時期ですので、ハイビスカスを挿し木したいなら、冬の剪定のときではなく、夏に行うほうがよく定着しますよ。

まとめ 

いかがでしたか?今回はハイビスカスの室内での冬越の方法をご紹介いたしました。一年中温かい沖縄では、ハイビスカスは一年中元気に育つことができますが、最高気温が12度を下回る地域ではハイビスカスは育ちません。適切な方法で冬越させてあげてくださいね。