梅雨時期によく見かける紫陽花ですが、こちらを自宅で飼育したいと思う方もいらっしゃいます。しかし紫陽花はお手入れが面倒で、しかも普通に水やりしても花を咲かせるのが難しいと言われています。水分不足でしおれたり、剪定に失敗して咲かせることができなかったりあると思います。自宅で飼育する場合の多くはスペースの問題がありますので、ほぼ鉢植えで飼育すると考えられます。そこで鉢植えで飼育する場合にどのようなお手入れをすれば長持ちさせることができるのでしょうか。

あじさいの鉢植えを長持ちさせるには

あじさい 鉢植え 長持ち

紫陽花に合わせた鉢選びから始めましょう。縦長で深い鉢植えよりも、横に深めの鉢が向いていると言われています。また素材ですが、紫陽花は水不足に弱いので、素焼きの鉢は保水性が低いので避けてください。磁器は保水性が高く熱が逃げていくので、プラスチックよりも適しています。

鉢植えの紫陽花でまずは水やりです。1日朝晩の2回水をやります。水は鉢の底からあふれるくらいたくさん与えてください。そうしないと水不足を起こししおれてしまうかもしれません。

次に剪定の時期です。花がある程度咲き終えたら剪定を始めましょう。このとき一部花が咲いていても、来期以降に長持ちさせるには剪定して来期の花のエネルギーを蓄えることをしましょう。剪定をしなかったり、時期が遅く行うと、来期には花が咲かなかったり、綺麗な花が咲かなかったりすることがあるので、注意を払う必要があります。

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あと病気や害虫にも気を付けなくてはなりません。もし病気になったら、その病気に対応した殺菌剤を散布したり、規模が小さければその部分をカットしたりして花に影響が出る前に対処しましょう。あと害虫が発生してしまったら、殺虫剤を散布して駆除するようにしましょう。

まとめ

自宅の鉢植えで飼育すると、害虫が意外に多いです。少し散布する薬に抵抗があるかもしれませんが、散布量によっては枯れることはありません。長持ちにはすこし花に負担をあたえてしまうことも重要だと思ってください。今季はちゃんと花を咲かせることができて、来期も咲かせたいと思った場合には、来期の花のために無駄なものは切って、少々の負担は覚悟しましょう。。