ひまわりといえば黄色のイメージが強い花ですが、赤い色をしたひまわりが存在します。赤いひまわり品種にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、赤系(赤褐色含む)のひまわりを紹介したいと思います。

ひまわり 赤 品種

 赤色のひまわりの品種について

赤系のひまわりの品種にはプラドレッド、ココア、ムーランルージュ、ルビーレッド、チョコフレーク、ダブルダンディーなどがあります。

花びらの内側が赤系で、外側が黄色の2色咲きには、フロレンザ、ルビー・エクリプスなどがあります。

また、赤いひまわりと呼ばれているお花がありますが、それは正式名称をチトニアといい、メキシコ、中南米原産のキク科の花です。一年草です。花びらの表は赤で、裏が黄色を呈しており、とても特徴的な花です。一本の茎から何十本もの花が咲き、太陽神のシンボル、古代アステカ帝国の国花という、言い伝えがあります。

スポンサードリンク

赤系のひまわりの中でも、特に鮮やかな赤を咲かせるプラドレッドは、播種期は4~7月、発芽温度は25℃、花期は6月中旬~10月です。花の特徴としては花の径が15cm、草丈は1.2~1.4m、の濃赤色の花で、枝分かれもよく、花をたくさん咲かせます。切り花にも向いています。

最近、よく目にするようになったのがココアという品種です。播種期は4~6月、発芽適温は20℃以上、花期は7月~9月です。濃い褐色で、茎の上部で5~8本の枝がスプレー状に分枝し、その先に花が咲くため観賞期間の長い品種です。花粉が出ないので切り花にも向いています。アメリカ原産の1年草です。土質を選ばない丈夫で作りやすい花です。

まとめ

従来の黄色のひまわりもとても素敵なものですが、赤いひまわりというのも、なかなか乙なものではないでしょうか。育てやすい種類のひまわりも市場に出回っているみたいなので、是非、赤色のひまわりの栽培にトライしてみてください!