クロサンドラは、春から秋にかけてオレンジ色や黄色のひらひらとした花びらの花を咲かせる植物です。

花を楽しめる時期が長く育てやすいため、人気の高いお花でもあります。

クロサンドラは、一般的には苗から育てることが多いのですが種が取れたりしたら、種から育ててみたい!と思ってしまいますよね。

 

今回はクロサンドラの種まきに最適な時期をお教えします!

クロサンドラ 種まき 時期

【クロサンドラを種から育ててみたい!種まきはいつするのが良いの?】

クロサンドラはアフリカやアラビア、マダガスカルなどが原産の熱帯植物です。

草丈は30~50㎝ほどの低木で、葉っぱはハイビスカスの葉っぱのような艶のある濃い緑色の常緑種です。葉っぱの付け根から伸びた花茎の先に幾つも重なり合った花穂からオレンジ色や黄色のひらひらとした花を咲かせます。花が咲き終わったら花穂が麦の穂のようになり、その中に黒く平たい種を付けます。

 

クロサンドラは、暑さには強いのですが寒さには弱く、気温が8℃以下になったら枯れてしまいます。種の状態でも寒さに弱いので、種を収穫したら温かい室内で春まで保管しておきましょう。

 

クロサンドラの発芽温度は25℃前後と高めです。寒さに弱いので、春先などまだ寒さが戻ってきたり霜が降りそうな時期は種まきに向いていません。

種まきに最適な時期は、4月下旬から6月ごろです。

まずは、ポットや播種箱などに種を蒔いて、ある程度大きくなってから鉢や花壇に植え替えましょう。

種を蒔く時に使用する土は、市販の種まき用の土や赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた水はけの良い土を使用します。

 

発芽までには一ヶ月ほどかかりますので、その間は土が乾かないようにこまめに水を与えましょう。

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播種箱に種を蒔いた場合は、本葉が3~4枚になったらポットに植え替えます。

ポットの底から根が見えてきたら、鉢や花壇に植え付けをします。植え付け後は水の与えすぎに注意して育てましょう。水を与えすぎると根腐れを起こしてしまうので、鉢植えの場合は土が乾いたら、花壇に植えた場合は雨が降らない日が続いて葉っぱに元気がない時にだけ水を与えるようにするとちょうど良いです。

春に種を蒔いたら、早ければその年の夏から花を咲かせます。

【まとめ】

クロサンドラは、温度と水の量に気を付ければ育てるのはそんなに難しいものではありません。発芽するまでに少し時間はかかりますが、それだけに種から育てると愛情もひとしおかと思います。ぜひ種から育ててクロサンドラの花を楽しんでみてください!