熱帯生まれにもかかえわらず、寒さにも強いといわれているカポックは、観葉植物として人気の高いものです。

カポックは1~2年に一度、植え替えが必要ですが、適した時期は5~7月です。

ただ、寒さに強いので、冬にも植え替えができる可能性があるのでは、といわれています。

 

今回はカポックの植え替えを冬に行う場合の注意点について紹介します。

カポック 植え替え 冬

カポックの植え替えを冬に!?もし植え替えを行う場合の注意点とは?

 

カポックの植え替えには、推奨される季節であっても色々なことを考えねばなりません。

カポックは気温が0℃を切ると葉先が茶色く変色を始めます。5℃を切った時点で生長が遅くなります。

 

お住まいの地域によりますが、日本の場合室内で植え替えを行い、そのまま室内においておけるのであれば、成功する可能性があるということになります。

 

 その場合の注意点としては、温度変化の少ない部屋を用意すること、できるだけカポックに対してストレスがかからないように素早く行うこと、根を短くするなどのことは行わないことなどです。

 

植え替え完了後は通常の植え替えと同じく、養生を行います。1週間は、休ませます。暖かい日陰においておきます。肥料は最低でも2週間は与えないようにします。葉水はこまめにして下さい。少しずつお日様に当てていきます。決して室外には出さないで下さい。

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また、冬は日照時間が短いので、養生が終わったらなるべく多くの日光があたるようにして下さい。この場合、直射日光に当ててはいけません。カーテン越しや、遮光するものを通して日光を当てて下さい。

 

カポックの植え替えを冬に行う場合は、枯れてしまうかもしれないということを覚悟して行う必要がありますので、できるだけやらない方が賢明です。

もしどうしても土の入れ替えをしなければならないときは、増し土という方法を行うのも一つの手です。

 

増し土とは、鉢の中の土を一部取り出して土を入れ替えることです。この時、根を傷つけないように注意します。最後に水を入れてなじませて完了です。根詰まりの場合にはあまり効果を期待できませんが、土の栄養が不足している時には有効です。

【まとめ】

カポックに限らず、観葉植物の植え替えには適した季節があります。

よほどのことがないかぎり冬に植え替えを行うことがさけるべきでしょう。