扱いやすく、ぐんぐんと成長していくアイビーですが、大切に育てていても枯れてしまう原因というものはあります。その中でも初心者が特に陥りやすい原因のひとつが「根腐れ」です。

では、その「根腐れ」について、症状と復活させる方法を紹介していきます。

アイビーが根腐れを起こしたら?どんな症状が出るの?

アイビー 根腐れ 症状 復活

アイビーが根腐れを起こした時は、葉先が段々と黒くなっていき、枯れていきます。また、根が黒くなっていき、腐り方が激しいと臭ってくることも。

まだ栽培を始めたばかりですとその辺の加減が分かりにくく、水をあげ過ぎてしまうことが多いようです。

置き場所にもよりますが、特に室内栽培ですと土が乾きにくい傾向にあり、アイビーをはじめ観葉植物は少々乾いてもすぐ枯れることはありません。

特にアイビーは乾燥気味の環境を好みます。土が乾ききっていない状態で水をあげてしまうと、水のやりすぎになってしまうのです。

受け皿に水が常に溜まっていると常に土が湿った状態になり、根腐れしやすくなるので、受け皿にたまった水は必ず捨てるようにします。水やりは地表が乾いてから数日置いてから、一度にたっぷりとあげましょう。

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アイビーが根腐れを起こしたら…復活させるにはどうすればいいの??

アイビーが根腐れを起こしてしまった場合は、黒ずんで腐ってしまった根は元には戻りませんから、ハサミなどで切ってしまいます。

その際、株全体のバランスを見ながら葉も適度に切り落とします。土の入れ替え、発根促進剤の仕様も効果がありますが、根腐れに陥っている状態で肥料を与えてしまうとさらに弱ってしまいますので注意が必要です。

しばらく様子を見て新芽が出て来くれば復活の兆しが見えてきます。

まとめ

初めてだと特に、アイビーを大事にするあまりに地表が乾いたらすぐ水をあげてしまう人も多いのではないでしょうか。乾燥気味を好むアイビーには実はこれが逆効果で枯れてしまうこともあるようですね。水のやり方は、こまめに少しずつやるのではなくて、一度にたっぷり、量は鉢の底から水が出てくるくらいに、隅々にいきわたるように色々な方向からあげるのが良いようです。

また、鉢カバーをしている場合は中を確認する習慣を付けましょう。鉢カバーも受け皿の場合と同じく、そこに水が溜まっていると根腐れの原因にもなります。注意したいですね。