オシロイバナは、一日しか花を咲かせることしかできないので、一年草と扱われてしまうかもしれませんが、本来は多年草と言われる植物です。夕方から花を咲かせるので、翌朝にかけてその可愛らしい花と香りを楽しめるのではないでしょうか。

オシロイバナは野草として道端にでも生えていますが、お家でも簡単に育てられると言われています。植物の中でも栽培しやすいとさえ言われているので、鉢植えでも地植えでもどちらも楽しむことができます。

そんな身近に感じられるオシロイバナですが、黄色のオシロイバナの花言葉の意味とはどういった意味があるのでしょうか?

オシロイバナ 黄 花言葉

黄色のオシロイバナの花言葉とは?

オシロイバナの名前の由来には、花の姿ではなく、種の中にある白い粉を「オシロイ」としてそこから由来されていると言われています。昔はこの白い粉を顔に塗ったりして、女の子がお化粧の真似事として遊ばれてきたとも言われております。

またオシロイバナは別名があり、夕化粧(ユウゲショウ)としても呼ばれています。この由来は午後の4時ころから花を咲かせ、そこから微かな香りを漂わせるとしてそこから付けられています。

全般的には「臆病」や「内気」「恋を疑う」という意味が込められていますが、「信じられない恋」や「しめやかな愛情」といった言葉もあり、片思いを思わせる花でもあります。

スポンサードリンク

オシロイバナの花の色は、赤やピンクといった可愛らしい色から、白や紫といった絞り模様もあり、そのバリエーションは豊富です。ですが、普段花びらと呼んでいるのは実は「ガク」で、本来「ガク」に見えているのは苞葉(ホウヨウ)というものだと言われております。

【まとめ】

オシロイバナは、基本暖かい環境を好みますが、日本の全国でも自然に栽培できる植物でもあります。雑草種とも扱われるので、庭植えにして放任しておいても、育つことができます。

花弁はもちろん、種の中にある白い粉を、昔のように顔につけたりと遊ぶことができるので、今でも子供が好きな植物でもあります。病害虫にも強いと言われ、咲き終わった花の種もこぼれ種として自然に育っていくので、栽培は非常に簡単です。根付いた苗に基本的には植え替えの必要もないので、これから何か栽培してみようとお考えの際には、オシロイバナを育てて見てはいかがでしょうか。夜に咲く花はもちろん、その香りで玄関やお庭を和やかな気持ちにさせてくれるかもしれません。