大きな花をつけるガザ二ア。その中でも超巨大な花を咲かせる品種はガズーです。
サイズが大きいのでもちろん栄養がたくさん必要になります。
今回はガズーの育て方や手入れ方法についてご紹介します。

ガザ二ア ガズー 育て方

超巨大輪のガザ二ア「ガズー」の特徴や育て方

南アフリカ原産のガズーはガザ二アの中でも人気のある種類です。
その理由は大きな花を咲かせるから。そのサイズなんと10㎝越え!
蛍光色なので咲いた姿はかなり目立ちます。

・ガズーの特徴や育て方
草丈は20㎝程度。10㎝を越える花をつけます。
色は鮮やかな蛍光オレンジ。
花期は春から秋(5月~10月ごろ)までと長めです。
苗から植え付けるのが主流で、春ごろに園芸店やホームセンターなどに苗が並びます。
鉢植え、プランター、庭植えができます。
横に広がるように大きく育つので株の間隔は30㎝ほど空けましょう。
超巨大輪の為、ガズーばかりが目立ってしまうのであまり寄せ植えには向いていません。

日当たりが良く、やや乾き気味場所を好みます。
日光は大好きですが夏場の強い西日は避けましょう。

枯れた花もサイズが大きいのでそのままにしておくと陰ができ、日光不足になってしまったり、病害虫の原因となります。
小まめに花がら摘みを行いましょう。

水はけを良くするために、用土は赤玉土(小粒):腐葉土:パーライトを5:3:2の割合で配合したものに肥料を混ぜ込んだものなどを使いましょう。

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ガザ二ア「ガズー」の育て方や注意すること

・ガズーを育てる上で注意すること
ガズーは耐暑性はありますが、耐寒性はやや低めです。
庭植えの場合の冬の管理は鉢に植え替えて室内で管理をする、もしくは根元を敷き藁などでマルチングをして霜よけを行いましょう。
霜や凍結に弱いので寒い地方ならば鉢に植え替える方法をお勧めします。
ガズーは冬でも葉っぱが枯れない植物です。もしも枯れているのならば置いている場所を見直しましょう。

・増やし方
ガズーは株分けで増やす事ができます。
冬を越した苗を春に株分けを行います。
鉢植えの場合、春に植えて翌年春まで同じ鉢を使う事になりますので、生育旺盛なガズーが根詰まりを起こしてしまう場合があります。
大き目の鉢を使うか複数株植える場合は植えすぎに注意しましょう。

・肥料
大きな花を咲かせるには栄養もたくさん必要になります。
植え付けの際に土に緩効性肥料を混ぜ込む、花期は液肥を月に2回程与えるのを忘れないようにしましょう。
栄養が無いと花付きが悪くなってしまいます。
鉢植えの際は年に1回は植え替え、もしくは土を新しいものに変えてあげましょう。

・病害虫
アブラムシが付きやすいです。新芽や花を食べてしまい見た目が悪くなってしまうのであらかじめ予防をしておきましょう。

【まとめ】

・ガズーは10㎝越えの超巨大な花を咲かせる品種。栄養が沢山必要なので春と秋の肥料を忘れないようにしましょう。
・横に大きく育つため植え付けの際、株同士は30㎝ほど間隔を空けましょう。
・日光をよく当て、やや乾き気味に育てると大きく生長します。
超巨大輪のガズーは太陽や子供が描いた絵のようです。
見ているだけで元気が出てくる素敵な花です。