せっかく頂いたアンスリウムを来年も咲かせてみたいと思うのは誰も同じだと思います。
そのためにすることはどんなことでしょう。

ちょっと鉢の中を覗いてみてください。水苔で植えられていたらどうすればいいでしょうか。
いろいろとサイトを回って調べてみても、皆土のことしか書いていない・・・とガッカリしないで。
水苔でもアンスリウムにはいい材料なのですよ。

アンスリウム 植え替え 水苔

アンスリウムを水苔に植え替える

アンスリウムの特性を考えてみましょう。
根っこは乾燥気味が好きな植物です。

自生するアンスリウムは土の中に根を張っていません。
着生植物と言って岩や大きな気に根を巻きつけて生きています。
栄養は気根から摂ります。

他の植物を育てるような土ですと水分が多すぎて根が腐ってしまうのです。
その点水苔は水はけがよく、ランなどの着生植物などにもよく使われています。

水苔がついているアンスリウムを植え替える

最初から水苔に植えられていたなら、そのまま根をほぐしてよぶんな水苔を取り新しい水苔を用意して、1号大きな鉢に植え替えます。
しっかりと根の間に水苔が入るように細い棒で押し込みます。植え替えたらたっぷりと水を与えます。

肥料はいりません。

土の鉢から水苔に植え替える

土の鉢植えから植え替えるときは、大雑把に土を落として植え替えると良いでしょう。

あまり神経質に土を落とすと根まで傷つけてしまいます。
水苔ですと土よりも通水性があるので、付いていた土が悪い影響を与えることはないと思います。

鉢底石などはあまり考える必要はありません。しっかりと水苔を詰める感じで植えて下さい。

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アンスリウムを水苔で育てるコツとは?

一般的な観葉植物の土ですとアンスリウムにとっては水分が多すぎて、うまく育たないようです。
ただ、水やりの回数などは培養土とは違ってくるので気を付けましょう。

表面が乾いたら水をやるというのは基本なので守ってください。

水苔であってもいつも湿っていると根が腐ってしまいます。

乾燥気味の方がいいようです。

そして葉水をしてください。
葉水はスプレーで葉に直接水を吹きかけることですが、茎や幹にもかけるとよいでしょう。
できれば毎日葉水をすることで自生している環境に近づけることができます。

【まとめ】

水苔で植えると鉢が軽くなって手入れがしやすくなります。

アンスリウムではありませんが、水苔で育てている植物があるので水苔は便利だと思います。
土とは管理の仕方が変わってきますが、自分でコツを見つけていくつもりで育てましょう。