皆さんはカタクリという花をご存知ですか?小さなピンク色の花を咲かせるユリ科の植物です。日本では北海道、本州、四国、九州と広く分布していますが、土地開発などによる生息地の減少によって、カタクリの花は減少していると言われているようです。そんなカタクリの花の東北地方の群生地はどのあたりなのでしょうか?調べてみたのでご紹介します。

カタクリ 群生地 東北

【東北地方のカタクリの群生地は?】

東北地方のカタクリの群生地として有名な場所には、秋田県の仙北市西木町や岩手県の西和賀町、山形県鶴岡市などがあるようです。秋田県のカタクリ群生地はかなり広い敷地になるようです。また、岩手県のカタクリ群生地は小さいながらもいくつかあるようですよ。それぞれご紹介します。

【秋田県仙北市のカタクリ群生地って?】

秋田県仙北市西木町八津・鎌足カタクリ群生地と呼ばれる場所です。そもそもは特産である西明寺栗を栽培している栗林で、そこにカタクリが自生しているようです。その規模はなんと20ヘクタールにも及ぶとても広い範囲になるようです。これほど群生するのは珍しいことのようで、群生した理由としては、栗の木の剪定などにより日当たりが良いことや、徹底した肥培管理で、堆肥が群生に適した養分になっているためだということです。中には何万本に一本と言われる白いカタクリも見ることができることもあるそうです。

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【岩手県西和賀町のカタクリ群生地って?】

秋田県にあるカタクリ群生地とは違い、小さめの群生地がいくつか分布しているようです。安ヶ沢や大荒沢、無地内などにそれぞれいくつか群生地があるようです。中でも安ヶ沢のカタクリ群生地では、時期が合えば群生地の真ん中に生えるベニヤマザクラとの競演も見ることができるそうです。

【山形県鶴岡市のカタクリ群生地って?】

山形県鶴岡市には下田沢カタクリ園と呼ばれるカタクリの群生地があります。2ヘクタールの広さがある群生地になるようです。例年4月下旬から5月上旬が開花時期になるそうです。

まとめ

いかがでしたか?ここでは東北地方のカタクリ群生地についてご紹介しました。カタクリは乱獲や土地開発によってその数は減少してしまっているようですが、まだまだ群生しているところはあるようですね。ピンクの花の絨毯は見ごたえがあるので、ぜひ機会があったら見に行ってくださいね。