水栽培や鉢植え、あるいは直植えにしたヒヤシンスの球根ですが、根っこが折れてしまった、という経験はないでしょうか。

球根類は植えてから花が終わり、掘り上げるまで植え替えすることはありません。
しかし何らかの理由で植え替えなければならなくなった時に根が折れてしまうことがあります。それでも数本の根であれば花は咲いてくれます。

根が折れる心配について考えてみました。

ヒヤシンス 根 折れる

ヒヤシンスの根が折れる?

水栽培などですと、水替えの時に根っこを折ってしまったということはよくあります。
球根が落ちないようにくびれが作られている容器が多いのですが、根はしっかり張るとくびれから抜けないようになってしまいます。

この状態からどうやって水を替えよう・・・と最初に水栽培をしたときに考え込んでしまいました。

少し球根を持ち上げて隙間から水を出せば大丈夫で、水を入れる時に球根にかからないように気を付ければいいのです。
蛇口から勢いよく水を出して入れることは避けましょう。
注ぎ口のついたポットなどを利用して少しづつ水をいれましょう。

それでもしっかりと根を張られると、2,3本の根は折れてしまいますね。

花は咲いてくれますから、折れた根を取り除けるなら取り除いてそのまま世話を続けましょう。

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ヒヤシンスの花を鉢植えから直植えにしたい時

めったにこのような状態はないと思うのですが、鉢植えの球根を直植えにしたいというようなときはどうすればいいでしょうか。

鉢からはずした苗をそのまま土をつけて大きな穴を開けた地面に植え付けます。

ヒヤシンス以外の芽が出た苗を植え付ける時、根をほぐして植える方がいいものもあります。根が枝分かれして、大きく広がっていくような植物です。

水栽培のヒヤシンスを見れば分かるのですが、根はまっすぐで太いです。
このような状態の根は柔らかで再生がききません。
なるべく傷つけないように大切に扱ってください。

【まとめ】

何年か水栽培をしてきてとても残念だったことの一つが、根が折れてしまうことでした。
幸いにも花が咲かなかったことはなかったのですが、水替えの時の失敗でした。
くびれのついた専用のガラス器のフォルムは好きなので、ずいぶん前に買ったものをそのまま使っています。

水替えだけが厄介な形なので、次に水栽培をする時は家にあるガラス瓶を使って、ワイヤーで球根を支えてみようと思っています。
器を考える楽しみが一つ増えました。