春になると花壇や花鉢をにぎわすヒヤシンスの花。皆さん一度は見たり、聞いたりしたことはあるのではないでしょうか?ヒヤシンスはスイセンやチューリップと並ぶ秋植え球根です。秋に球根を植え、冬を超えて春に花を咲かせます。

ヒヤシンスの栽培の歴史は古く、500年以上前から栽培の歴史があると言われ、神話などにも登場します。かつては2000種以上の品種があったと考えられていますから驚きですよね。そんなヒヤシンスですがペットボトルを使って簡単に栽培できるってご存知ですか?

ヒヤシンス ペットボトル 作り方

 ヒヤシンスのペットボトル水栽培

ヒヤシンスは水耕栽培の定番と言われるほど水耕栽培に向いています。水耕栽培の開始時期は11月から12月と言われています。ヒヤシンスはある程度寒さを与えないと根が伸びにくく花芽もつきませんそのために冷蔵庫などに入れて寒さに当てます。球根のお尻が付く程度の水に浸し冷蔵庫の中で発芽させます。ヒヤシンスの芽が出て根が十分に伸びたらペットボトルの容器に移して育てます。水栽培は容器に移したら水遣りは必要ないと思われがちですが、水換えをしないと水が腐ってしまい、ヒヤシンスも枯れてしまいます。こまめに水換えを行います。冷蔵庫から出して明るい室内で育て始めたら2~3ヶ月後には花が咲き始めます。ヒヤシンスは明るいところが大好きなので水栽培を屋外で行うこともできます。

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 ヒヤシンスの水栽培の容器の作り方

ヒヤシンスのペットボトル容器を作るのに必要なのはカッター、またはハサミ、500mlペットボトルです。まず、ペットボトルの3分の2くらいのところでペットボトルを切ります。次にペットボトルの注ぎ口を切ります。硬ければハサミを使ってください。切り取ったペットボトルの下の部分に水を入れます。切り取った上の部分には球根を乗せます。球根の根のスレスレの部分まで水を入れるのがポイントです。肥料などは特に必要ありませんが、ペットボトルの水を2~3日に一度入れ替えてあげてください。水が腐ってしまうとヒヤシンスの球根も枯れてしまいます。

【まとめ】

春の訪れを教えてくれるヒヤシンス、一言でヒヤシンスといっても花の形、色、香りなど様々なものがあります。色によって花言葉も異なり、とても楽しめる植物です。室内で水栽培を行えばインテリアとして用いることもできます。