幸せの四つ葉のクローバーは幸せのシンボルとされ、子供たちは公園でシロツメクサがたくさん生えている場所では、必ずと言っていいほど四つ葉のクローバー探しに没頭します。
それを横目で見ていた大人もつい参加して夢中になってしまう程、不思議な魅力をもつ『四つ葉のクローバー』ですが、それと似たもので『四つ葉のカタバミ』というものも存在します。
まさに偽ブランドともいってもいいほど似ています。基本的にクローバーもカタバミも３枚葉が基本ですが、なぜ、四つ葉になる事があるのでしょう。
その確率はどれくらいなのかも合わせてご説明いたします。
カタバミの四つ葉の確率
クローバーもカタバミも、その四つ葉の個体が見つかる場所は、ある傾向があります。それはよく踏みつけられる場所です。
踏みつけられて傷ついてしまった遺伝子が、変異を起こして徐々に３つの葉が分離して四つ葉になるのです。
そして、四つ葉のクローバーの確率は０．０１～０．００１％です。要するに１０万本に１本という事になります。
これは見付けた人が幸せになって当然です。そして、実は、四つ葉のカタバミの確率はそれ以上に希少価値のあるものです。
しかも、クローバーの葉は丸みを帯びていて、中央に白い線が入っている形なのに対し、カタバミはハートの形をしています。
カタバミは雑草でありながら、その繁殖力が強い特徴をかわれ、家紋にまで出世したラッキーをもつカタバミですので、見付けた人はクローバー以上に幸せになってもおかしくありません。
クローバーの四つ葉の確率はちょうど宝くじの４等が当たるのと同じくらいです。当選金額は５万円程度です。カタバミはそれ以上の価値の当選確率ということです。
まとめ
時々、四つ葉のクローバーを見つけた！と喜んだにもかかわらず、よく見ると葉の形がハートの四つ葉のカタバミだった！という事もあるようです。
しかし、がっかりする必要は少しもありません。クローバーよりもカタバミの四つ葉の方が、貴重です。しかし、実は一つ見付けると、意外にその周りから次々に発見出来る事もあります。
やはり、変異した遺伝子をもつカタバミが脅威の繁殖力で増えているのです。あるところにはたくさんあって、全くないところにはまったくないのが、傾向のようです。
