カタバミの花は黄色が一般的ですが、ピンク色の花をつける種類があります。そのカタバミは「イモカタバミ」と言います。なぜ「芋」というかというと根が芋状になっているからです。このイモカタバミは南米原産で、日本には昭和になってから、園芸用として入ってきました。

開花時期は春から秋にかけてで、暑さや寒さに強い花です。そんなピンク色のカタバミ、つまりイモカタバミの花言葉を見ていきます。

カタバミのピンク色の花言葉は?

カタバミ ピンク 花言葉

ピンク色のカタバミ、つまりイモカタバミの花言葉は「喜び」「輝く心」「母の優しさ」「賢い貴婦人」です。

「喜び」についてですが、スペインやフランスなどでカタバミのことを「ハレルヤ」という意味で呼んでいます。

それはカタバミの花が咲き始める頃が、ちょうどキリスト教のイースター(復活祭)の時期と重なるからです。

ちなみに復活祭では、イエスの復活を祝ってハレルヤ(キリスト教で主を褒め称えよ!)と唱えられます。

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それが、カタバミの花言葉「喜び」の由来となりました。一方で「輝く心」についてですが、日本での花言葉です。

昔、真ちゅうの仏具や鉄製の鏡をカタバミの葉で磨いていたということに由来します。

「母の優しさ」「賢い貴婦人」については、詳細は分かりませんが、前述のようにキリスト教にゆかりのある花なので、聖母マリアに由来があるのかもしれませんね。

また、カタバミの葉は、ハート型です。ハート型の葉の上にたくさんの花が咲く様子が、花を子どもと見たてて子どもをハートで包み込む「母の優しさ」と見えるのかもしれません。

いろいろな説がありますので、あなたの好きな解釈でいいと思います。

要するにカタバミには「母の優しさ」という花言葉あり、カタバミの花を見かけたら、母のことを思い出してみるのとよいでしょう。

まとめ

ピンクのカタバミ、つまりイモカタバミの花言葉は「喜び」「輝く心」「母の優しさ」などがあることがわかりました。

キリスト教に由来した意味や日本古来の意味など複数の花言葉、それに対して様々な由来の説がありましたが、カタバミの花言葉総じては明るい意味のものが多いです。

道端でカタバミを見つけたら、その花言葉「喜び」「輝く心」「母の優しさ」などを思い出してみて下さい。