ペチュニアは苗植えで販売されているものを購入しプランターや花壇に植えて育てるのが一般的ですが、種からも育てることができます。ペチュニアの種は販売もされていますし、育てているペチュニアから採取することも可能です。

今回はペチュニアの種からの育て方と、種まきの方法を紹介します。

ペチュニアを種から咲かせる育て方

 

ペチュニア 種 育て方

ペチュニアの種が発芽するための条件として、22度前後の暖かい環境が必要です。4月から5月が種まきに適していますが、4月のまだ気温が低い頃に種まきをする場合は室内で育てましょう。

ピートモスや赤玉土などの水はけのよい用土か、種まき用土を用意します。底の浅い容器や育苗箱に用土を湿らせて入れ、そこに種をまきます。

発泡スチロールなどの箱に入れてラップやビニールを被せて用土の乾燥と温度低下を防ぎ、日陰の涼しい場所で育てます。

1週間から10日程で発芽するので、発芽後はビニールを外して半日陰の状態で育てます。本葉が3、4枚出てきたら6cmポットに植え替えます。赤玉土6:ピートモス4の配合がおすすめです。

さらに10日くらい経ち根がしっかりポット内にまわったら1週間に1回薄い液肥を与えるようにし、しっかり日光に当てて育てます。

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この頃の水やりは土がしっかり乾いてから優しく撒きましょう。ポットの底から根がはみ出るくらいに育ったらプランターや花壇へ植え替えて、通常通りに育てます。

ペチュニアの種まきの方法

ペチュニアの種まきをする際には少々注意が必要です。種がとても小さく、指でつぶしてしまいやすいので手でまくのは難しいです。

種を紙などの上にのせて、優しく叩きながらまくとつぶしてしまうこともなく種同士が重なることもありません。

5cmほどの間隔をあけてまけるといいです。種まきをした後は霧吹きで優しく水をかけます。種に土を被せる必要はありません。深く植えてしまうと発芽しないので気にせずそのまま育てましょう。

まとめ

ペチュニアは発芽させるまでの管理や植え替えなどが大変なので、気軽に育てたい場合は販売されている苗を購入して育てるのが早いです。

種を入手し育てる場合は、種を重ならないようにまいて22度前後の環境で育てて発芽させ、日光の当て具合にも注意して根がしっかり張るまで育てましょう。

販売されている苗くらいの大きさまで育ったら、プランターや花壇へ植え替えて通常通り育てていきましょう。