ペチュニアの改良種であるサフィニアは花の見た目はペチュニアとさほど変わりませんが、ペチュニアの弱点である雨に強く、ペチュニアよりも大きく育ち多くの花を咲かせる品種です。ペチュニア同様大変育てやすい花で初心者にもおすすめです。今回はサフィニアの育て方について詳しく紹介します。

ペチュニアの弱点を克服したサフィニアの詳しい育て方

ペチュニア サフィニア 育て方

基本的な育て方はペチュニアと大差はありません。開花時期は4月から10月で、4月から5月に苗を購入して植え付けます。この時注意すべきは植える鉢の大きさや、複数植え付ける際の間隔です。

サフィニアはとても大きく育つので、鉢に植える際は25cmから30cmの大きなものに対して苗をひとつだけ植えてください。花壇や庭に地植えする際はサフィニア同士の間隔を30cm以上あけましょう。

植え付ける際は新しい土を使用します。古い土では生育不良を起こし、1度ナス科の植物を植えたことのある土では連作障害が起きます。サフィニアの専用土が販売されているので、そちらを使用するのが簡単です。

サフィニアの生育には日当たりが大切です。日光がたくさん当たると花もたくさん咲きます。しかし強風に弱く折れやすいので風が強い日は注意が必要です。

水やりは土が乾いてからしっかり与えます。夏は土が乾きやすいので朝と夕方の2回水やりをします。雨に強く改良されたとはいえ、やはり長雨には弱いので梅雨時期は鉢やプランターなら軒下へ移動しましょう。

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花壇のものは雨除けをしておくと安心です。花に水がかかると花が傷んですぐにしぼんでしまうので、土に水を注ぐようにしましょう。

肥料を与えなくても枯れることはありませんが、花が早く終わってしまうので与えたほうがいいです。花が咲き始めた生育期間中は1週間に1回を目安に液肥を与えましょう。

また、摘芯をすることでより大きく育ち花も増えます。花がしぼんだ後の花ガラはこまめに取り除いてください。

放置していると見栄えが悪くなってしまいますし、垂れ下がった花ガラが葉などにこびりついて病気のもとになってしまいます。

まとめ

ペチュニアの改良種のサフィニアは、基本点な性質や育て方はペチュニアとほぼ同じです。ただペチュニアよりも大きく育つので、大きな鉢植えには苗ひとつを、地植えする際には30cm以上間隔をあけて植えるようにしてください。

植え付ける際は新しい土を使用し、日当たりの良いところで育てます。水やりは土が乾いたら与えるようにします。雨に強くなった品種とはいえ長雨には弱いので梅雨時期は注意しましょう。肥料を与えたり摘芯したりしてより多くの花を長く楽しんでください。