アマリリスはまっすぐに茎を伸ばし、大輪の花を咲かせる優雅な花です。大輪なので、ポットや鉢植えは難しいのでは、と考えがちですがポットでも育てる事は可能です。

今回はアマリリスのポットでの育て方で、水やりや植え替えについて紹介します。

アマリリスのポットでの育て方は?

アマリリス ポット 育て方 水やり 植え替え

アマリリスは春や秋に花を咲かせる球根植物です。普通の植物と違って茎が伸びてから葉が伸びるのではなく、茎と葉が同時に生長するという特徴があります。花は10~20cmと大きな花が咲きます。

アマリリスはポットで育てることができます。5~6号サイズの物を用意します。底に軽石や、鉢底石を敷いて草花用の培養土を詰めます。一鉢一球が基本で、球根の頭が1/4位出るように浅く埋めて下さい。

植え付け完了後、鉢底から流れ出るほどたっぷりと水をあげて下さい。花が大きいので、プラスチックの場合は二重にして、転倒を防ぐようにして下さい。

水はけの悪い土を使用すると過湿状態になって根が呼吸できずに根腐れを起こす事があるので、水はけのよい土を使うようにして下さい。

その後は、水やりをせずに日陰に移動して葉やつぼみが出てきたら、日の当たる場所へもっていって下さい。

鉢植えやポットでの水やりは生育中に土が乾くと株が弱ってしまい、葉が枯れてしまうので、球根に当たらない様に水をあげて下さい。秋の長雨の時期は葉が早く枯れあがるので、軒下などの雨の当たらない場所へ移動して下さい。休眠期は水を必要としないため、11月以降の水やりは不要です。

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アマリリスのポットでの植え替えは?

アマリリスは2~3年に1回、4月に植え替えを行います。植え替えは古いポットから株を抜き取って球根に傷をつけないようにやさしく土を落として下さい。

もうすでに根が出てきていたら、根も傷めないように注意します。この時、小さな球根が回りについている事があるので、小さな球根は外して分球しましょう。小さな球根をつけたまま、植え替えすると、小さな球根に栄養を取られて、元の球根に栄養が十分いかなくなって花が咲かない原因になる事があります。

鉢に根が回っている時は、一回り大きな鉢に入れ替えて下さい。根を傷つけない様に丁寧に球根をほりあげ、最初の植え付け時と同様に球根の頭が1/4位でるように植え付けて下さい。

 

まとめ

アマリリスは大きな花を咲かせます。土はさほど選びませんので、花や野菜を育てる用の土でよく育ちます。ただし、水はけの良い状態にしておかないとだめになってしまうので注意が必要です。

植え替えの時に出てきた小さな球根は別の鉢に植えつけて、肥培するようにすると、うまくいけば数年後に花をつけることができるかもしれません。