アマリリスの球根を掘りあげて、翌年にまた植えたい。次の年もアマリリスの花を楽しむためにも、球根の保管は重要な問題になります。

どういう環境、どういう方法で保管してあげればいいの?消毒の正しいやり方って?アマリリスの球根を保管するための正しい知識をここで身につけておきましょう。

 

アマリリスの球根はどうやって保管するの?

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アマリリスにとって最大の脅威は寒さです。球根を掘りあげて次の春まで保管する場合は、寒さに球根が負けて腐ってしまわぬように細心の注意を払う必要があります。アマリリスが腐らないような環境づくりが大切です。

花がすべて落ちた秋以降は、葉っぱと球根のみを残して球根を太らせることに専念します。栄養を蓄えなければ球根に開花させる力が残らないためです。翌年も花を咲かせられる球根をつくるために、葉っぱに水やりを行い、花が咲いていた時と同じように育ててあげる。ここからすでに翌年の花を咲かせるためのケアが始まっています。

気温が下がり葉っぱが黄色く変色しましたら、球根を掘り上げる準備にうつりましょう。土を取り除いて、2、3日陰干しをします。そうしましたらダンボールや木箱などの箱を用意して、その中にバーミキュライトを入れます。

保管する箱はこれで完成です。あとはそこに球根を埋め込んで保管します。気温が5℃以下にならないように注意しましょう。

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アマリリスの球根を消毒する方法

保管していた球根を春に植える場合、ダニなどの虫を駆除したり赤斑病を防ぐためにも、消毒をしてから植えるといいでしょう。球根は植えつける前に殺菌、殺虫剤で消毒することができます。

球根用の消毒剤はホームセンターなどで販売されています。用途や目的に応じてそのときにあった消毒剤を用いるようにしましょう。

すでに赤斑病などにかかっていたアマリリスが近くにあったのなら殺菌力の高いものがありますし、そういった問題がない環境であればそこまで強力な消毒剤を用いる必要はないでしょう。

 

まとめ

球根を乾燥させて保管するか、そのままの状態で保管するかによっても保管方法は変わってきます。今回は箱で保管する方法をご紹介しましたが、みかんネットなどを使って風通しをよくした状態で保管する方法も存在します。手間や環境によってやり方は複数ありますので、自分にあった方法を実践してみてください。