球根を植えるにあたって、どうするのが適切なのか。どれくらい深い穴に埋めればいいのか、肥料は植えたらすぐにあげていいのか。種から育てる植物と球根ではやや勝手が異なります。アマリリスの球根を植える適切な方法をこちらで確認しておきましょう。

 

アマリリスの球根の植え方を確認しよう

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アマリリスの球根を庭に植えるのか、鉢に植えるのか。それによって植え方が異なりますので、順番に確認していきます。

まず、庭に植える場合です。場所としては日当たりと風通しがよく、水はけのよい場所にしましょう。アマリリスは日の光をたっぷり浴びることで成長し、花を咲かせるために必要な栄養分を作ります。肥料を混ぜ込んで耕し、養分を含んだ土の状態にしたら、球根の頭が出るようにして植えましょう。

次に鉢植えの場合です。鉢底にネットを敷き、そこにゴロ土や砂利を入れます。鉢に入れる土には肥料を混ぜておきましょう。あとは庭植えの場合と同様に、アマリリスの球根の頭、全体の4分の1くらいが出るようにして植えて完了です。

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アマリリスの球根にいつ肥料をあげる?

球根を植える際に土に肥料を混ぜて作ったものを元肥と言いますが、この用土を作ったあとは月に2~3回くらいの頻度で肥料を与えるようにします。特に鉢植えの土は限られているため、アマリリスが成長するに伴って土の養分を吸い上げていきます。土が痩せ細ってしまわぬように肥料を与えるようにしましょう。液体肥料がおすすめです。

もし、来年以降もアマリリスの花を咲かせたいのならば、花が終わってからもお世話を続けましょう。アマリリスの花が落ちるか、花をすべて切ったあと、葉っぱと球根だけの状態にして水やりと肥料を与え続けてください。

こうすることで葉っぱが栄養分をつくり、その栄養を球根が吸って太っていきます。球根が溜め込んだ栄養分は開花のエネルギーに直結しますので、しっかりと球根を太らせておくことが重要です。

 

まとめ

アマリリスの球根の植え方は頭がちょっと出る程度、いわゆる浅植えです。球根を深く植えすぎてしまうと芽がうまく地上に出ず、成長を妨げることになりますので注意しましょう。

また、早く成長させたいからと言ってたくさん肥料をあげるのも適切とは言えません。栄養分過多になってしまうとアマリリスに思わぬ影響を与えることもありますから、適切な回数と規定値に気を付けて育てていきましょう。