椿といえば、日本の古くから人気がある花木で、今現在では様々な種類があり、とても美しい花です。丈夫な花木で地植えにしても鉢植えにしてもよく育ちます。鉢植え
で育てるにあたり、植え替えの適切な時期などはいつ頃なのでしょうか。また適切な用土とはどんなものなのでしょうか。

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椿の鉢植えの植え替えの適切な時期とは⁉

植え替えの目的は、鉢の底から根が出てきている状態を対処するためです。根が鉢の底からでてきているのは、鉢の中が根でいっぱいになり伸びるスペースがないことが考えられます。この状態を根詰まりといいます。この状態が続くと根が腐り元気がなくります。このような状態の時に植え替えをします。椿の場合では、植え替えの最適な時期は3〜4月もしくは9〜10月です。だいたい植えつけと同じ頃に植え替えするのが適切です。椿は、2〜3年で鉢の中が根でいっぱいになることが多いので、2〜3年に1回、植え替えを行います。植え替えに必要な物は一回りほど大きめの鉢と同じ成分の用土を準備します。このとき
植え替える鉢が大き過ぎると根を伸ばすことに栄養分が取られてしまうため花が咲きづらくなるため注意が必要です。土と根がしっかり張っているので、根鉢を少しほぐして伸びた根はハサミで切って詰めてから植え付けするようにします。

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椿の鉢植えに適した用土とは⁉

鉢植えに適した用土は、まず排水が良いことです。そして、保水性が高いこと必要です。準備する用土としては、鹿沼土や桐生砂に緩効性肥料か油かすを混ぜ込んだものを元肥として準備します。これは、物理的変化が少なく、椿が育ちやすくするように土を弱酸性にするためです。植え替え方法は、鉢に鉢底石を敷きその上に少し用土を入れます。根を1/3ほど崩してから鉢に植え用土と馴染ませます。根を崩してから植え付けると簡単に植え替えることができます。そして、馴染ませたあと、充分に水を与えます。

【まとめ】

鉢植えの植え替え時期を把握することで椿は枯れることなく長く楽しむことができます。また、鉢植えのメリットとして、場所を選ばないためあまり広くない庭やベランダなどでも様々な種類の椿を育てることができ、年中椿を鑑賞できます。また庭で地植えすると花が咲きづらい種類の椿でも鉢植えにすると花が咲きやすくなったりします。