一言であやめといっても、色々な種類のお花があります。この記事では、アヤメの花の種類をいくつかご紹介いたします。

種類によって色や花の大きさなども違うので、好みのお花が見つけられるでしょう。

アヤメの花の種類は?

アヤメ 花 種類

では、あやめの花の種類をいくつかご紹介いたします。

まず、ジャーマン・アイリスです。

これは欧米や西洋で一番知名度が高いと言われているアイリスです。フリルのついたような大きな豪華な花が特徴で、見た目がとってもゴージャスです。

カラーバリエーションも非常に豊富で、まさに「虹の花」と呼ぶにふさわしい、女王級のあやめです。

地中海地方を中心に多く咲いていますが、ジャーマン・アイリスは品種改良後のアイリスで、原種ではありません。

他のアイリスの花言葉に加えて、「情熱・炎」というような熱烈な花言葉があります。

次に紹介するのはダッチ・アイリスです。

こちらは、オランダでよく見かける品種です。

地中海沿岸と西アジア原産の品種が掛け合わされた混合種で、ダッチ・アイリスはジャーマン・アイリスと比べると、花は小ぶりです。しかし、個性的な複色の花びらと真っすぐ伸びる茎は、アレンジ花にぴったりな品種と言われていて、フラワーアレンジメントの材料として需要の高い品種です。

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次にハナショウブをご紹介します。

菖蒲はアヤメ科アヤメ属です。原種はサトイモ科に属するあやめとは区別される花です。最近は、ハナショウブのことも総称して「あやめ」と呼ぶ傾向が浸透しているので、広義的に「あやめ」と呼ぶばあいは、ハナショウブも含むと思っても間違いではないでしょう。

次に、あやめの原種と言われているものについてご紹介します。

まずは戸畑あやめです。このあやめは、北九州を中心に咲いている、小ぶりのお花が特徴のあやめです。背丈は10㎝~20㎝程にしかならない、背丈も小さなあやめです。花も根元に近い場所で開花するので、謙虚そうに見えます。

クルマアヤメは、内側についている花弁が進化したタイプのあやめです。六英咲と呼ばれる咲き方をするのが特徴的です。

まとめ

いかがでしたか?今回はあやめのいろいろな種類についてご紹介いたしました。それぞれ色や形が違うので、お好みのあやめを見つけてくださいね!