太陽に向かって元気に咲くひまわり。毎年暑いのに頼もしさすら感じます。癒し効果と、病気に強くて育てやすいということで園芸初心者から玄人まで人気のひまわりですが、そんなひまわりもしおれてしまう事もあります。一日でも多く明るく咲いてもらうために、水やりに関連したしおれたひまわりを復活させる方法をまとめてみました。

ひまわり しおれた 復活

鉢植えから切り花まで しおれたひまわり復活方法

鉢植えの場合、土が白く乾燥するくらいが水やりの目安です。鉢の下から水が少し溢れるくらいに水をあげましょう。土の中に新しい水と空気をたくさん送り込むことで、水分が足りず、しおれていたひまわりがそれを吸い上げて生き返ります。これを数時間おいて再度行うことで、十分に行き渡ります。その他にも水を浸したバケツに、鉢ごとその水につける方法もあります。最初は気泡がでてきますが、出なくなるまで水に浸すようにして、気泡がでなくなったらバケツから出し数時間置き様子を見ます。

 

花瓶に挿したりする切り花の場合は、「水揚げ」が効果的です。

しおれたひまわりの茎を数センチ程切り取り、花や枝の部分を新聞紙でくるみます。この時すでに腐っている茎があった場合は長めに切り取っておきましょう。あとはきれいな水を入れた花瓶に挿して数十分ほどで復活します。

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短時間では「湯揚げ」もあります。水揚げと同じく、古い茎を切り取って花の部分を新聞紙で包んで、鍋で沸騰させたお湯に30秒ほど付けます。その後花瓶に花を戻して処置終了。原理は鉢植えと同様、ひまわりの中の水と空気の入れ替えです。沸騰したお湯なので心配されるかもしれませんが、ひまわりにとっては水なので心配ありません。もちろん浸け過ぎは禁物です。

 

氷水を使った方法もあります。古い茎を切り取ったひまわりを、花の部分は出し、茎と葉っぱを密閉した状態で氷水に浸します。横に寝かせた状態で1時間ほど放置することで回復します。他の処置とは異なり、横にすることで水を吸いやすくしていること、常温の水だと水に浸した葉が腐敗してしまうので氷水にしている事がポイントです。

まとめ

水やりに関連した方法をまとめましたが、しおれた原因が病気の可能性もありますので、しっかりと観察して安易に水やりばかりをしないように観察してあげてください。特にひまわりは乾燥に強いので、たくさんの水やりする必要はありません。むしろ水を与えすぎて根腐れしたり、虫害病の原因にもなってしまいます。水が多すぎても少なすぎてもダメ、実は植物の水やりはタイミングが難しいと言われています。適切に水やりを行って、元気なひまわりを育ててください。