カランコエを育てたことがある人でも「フィフィ」という名のカランコエはあまり聞き覚えがないくらい珍しい品種だと思います。
名前だけ聞くと、小さく可憐な花が咲くのかなと想像してしまいます。
実際の花は小さく可憐な花という言葉で正解だと思いますが、これがカランコエなの?と目を疑う姿かもしれません。
稀少価値の高い「カランコエ フィフィ」もしお花屋さんで見かけたら、即買いしても後悔しないと思いますよ。
ピンクの小さなランプ型が可愛い、「カランコエ フィフィ」
フィフィの生い立ちをまず説明しますと、カランコエで有名なクヌート・イェプセン社が出したQeen Greenシリーズの品種のひとつです。
「カランコエ ユニフローラ」、別名「エンゼルランプ」の改良品種でカランコエには珍しい枝垂れのタイプです。
通常のユニフローラは枝垂れではなく、上に伸びていく葉の先端にランプのように花だけが垂れています。
しかし、フィフィは枝も下に垂れていくので、最初はポット型でも良いですが、キレイな枝垂れにするなら、吊り下げタイプの鉢で育てなければなりません。
そして、分厚い多肉の葉っぱからのぞく淡いピンクのベル型の花が何とも可愛いんです。
育て方は他のカランコエと変わりません。
基本的には室内で育てる方が多いと思います。
乾燥にも強いので、多少水やりを忘れてもすぐに枯れることはないでしょう。
伸びすぎたら挿し芽にも出来るので、どんどん増やせそうですね。
【まとめ】
「カランコエ フィフィ」はお花も可愛いですが、葉も育てている過程で楽しめると思います。
丸みを帯びた小さめで肉厚な葉がだんだんと枝分かれして垂れさがっていくのは、それだけでも観葉植物としてインテリアにピッタリではないでしょうか。
それが時期になると緑の蕾をつけピンクに色が変わり、咲いた姿は小さいランプのように可愛らしいです。
他のカランコエと寄せ植えをしてもきちんと主張する花だと思います。
まだまだ市場にはあまり出回ってないのと、少し高価な花ですが、最初から最後まで私たちを楽しませてくれるお花ではないかなと思います。
ぜひ一度育ててみてください!!