観葉植物の中で、アンスリウムは多くの人に好まれる熱帯植物です。アンスリウムは地面に根を張らずに、大きな樹の上などで育つ養生植物でです。我が国では、もっぱら鉢植えで育てるのが普通です、鉢植えのアンスリウムは根が張りすぎると生育が悪くなり、花や葉が元気がなくなります。その時は挿し木や株分けをしてあげましょう。

 

今回は、アンスリウムを挿し木する方法やその後の手入れ方法についてご紹介いたします。

 アンスリウム 挿し木 方法

【アンスリウムの挿し木方法について】

アンスリウムは、伸びた茎を切って挿し木すれば、増やすことができます。元気のある茎を15cm程の長さに切って、茎に着いている葉を上部の23枚の残し、水分を含ませた園芸用の土に挿します。挿し木をする時期は、58月の暖かい時期が良いでしょう。

 

新しく植える鉢は、鉢底にネットを敷き害虫が入り込まないようにします、そして、水はけをよくするため、軽石などを鉢の五分の一程の高さまで敷きます。新しく入れる土は排水性がよく通気性の良い観葉植物用の土や、鹿沼土1・バーライト1・ビートモス1の配合土を鉢の四分の一位まで入れましょう、アンスリウム専用の土も販売されています。

鉢の置き場所は、強い日差しの場所は避けて、明るい日陰に保管しましょう、直射日光で葉が焼けるとアンスリウム自体が枯れる恐れがあります。

 

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鉢に挿し木をしたら次は肥料ですが、アンスリウムは肥料を与える時期が非常に重要になります。寒冷期は生育がゆっくりとなり、この時期は肥料をやってもあまり効目はありません、反対に根腐れの原因になってしまいます。

アンスリウムに肥料を与える時期は、生育が早くなる、5月~8月頃の暖かい時期が良いでしょう。与える肥料は、むやみに与えずこの期間に液体肥料と置き肥料を月に1回ずつ与える位で十分でしょう。

 

アンスリウムは、暖かい時期は水やりが大変重要になってきます、この時期には、土の状況を観察して土が乾いていたら水を与えましょう。しかし、水を与えすぎると根腐れになる恐れがありますので注意が必要です、寒い時期は土が乾いていたら、お湿り程度の水を与えれば十分です。

 

アンスリウムの葉には、1年を通して水をあげると害虫駆除にもなるし、花や葉がいきいきと綺麗に育って1年中アンスリウムの魅力を楽しめます。

【まとめ】

今回は、一つの鉢植えから、挿し木をして自分で増やし育てる方法やその後の手入れの方法を紹介しました。アンスリウムは空気清浄効果もありインテリアとして、色鮮やかな仏炎苞は鑑賞用として人気があります。アンスリウムは観て楽のしい、育ててまた楽しい素晴らしい魅力を秘めた観葉植物です。これを機会に自分のアンスリウムを育成してみましょう。