アメリカンブルーは日当たりが良くて気温が高いほど良く成長します。高温多湿に比較的強く、日本の環境によく適応した植物だといえます。
成長期(春から秋まで)のアメリカンブルーは、とても丈夫で育てやすい植物です。ただし美しい青い花の群れる様子を長く楽しむためには、気を付けないといけないポイントがいくつかあります。
アメリカンブルーの苗の植え付け方法
アメリカンブルーの苗は、ゴールデンウィークの頃から夏にかけて店頭に出回ります。鉢花や吊り鉢に仕立てられて販売されたりもします。
アメリカンブルーを植え付ける際は、苗のサイズよりひとまわり大きな鉢を準備して、やや深めに植え付けると枝がよく出ます。根が弱いので、育苗ポットから引き抜いたとき、崩さずにそっと植えるようにして下さい。植え付けが終わったら、十分に水やりをしておきます。
土は市販の草花用の培養土をそのまま用いるか、赤玉土7:腐葉土3の割合で配合したものを使います。
アメリカンブルーは次から次へと開花する花を楽しむための植物なので、十分な養分が必要です。植え付けるときには緩効性肥料を施しておき、植えた後は月に2〜3回液体肥料を与えるようにしましょう。
アメリカンブルーの苗を植える間隔
アメリカンブルーを地植えしてグラウンドカバーにしたり、花壇の縁取りにしたりする場合、互いに十分な間隔を空けて植え付ける必要があります。アメリカンブルーは生育力が旺盛なため、間隔が十分でないとすぐに密植状態になってしまいます。
アメリカンブルーを花壇や庭へ地植えにする場合には、株同士の間隔を20センチ程度は空ける必要があります。それでも不安な場合には、思い切って間隔を30センチまで広げてもかまいません。
地面に植える場合にも、苗よりひとまわり大きな穴を掘って、鉢植えと同じように深めに植え付けるようにします。
【まとめ】
アメリカンブルーを植え付ける際には、スペース的に余裕をもって植え付ける必要があります。鉢に植え付けるときは、苗のサイズよりひと回り大きな植木鉢を使い、地植えにする場合には苗どうしの間隔を十分に空けるようにしなくてはなりません。